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本州四国連絡橋では、建設時に用いた設計法の検証を目的に、暴風時及び地震時の橋体の挙動を観測するための動態観測設備を設置し、以下のようなデータが得られています。
供用後に観測された代表的な暴風時データ
○ 台風9807号
○ 台風9918号
供用後に観測された代表的な地震時データ
○ 芸予地震
ここでは、明石海峡大橋の動態観測設備及び多々羅大橋で観測された芸予地震のデータを紹介します。
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| 本州四国連絡橋は、日本を代表する長大橋梁群であり、建設までに設計手法が確立されていなかったため、各種の実験や解析等に基づく設計基準を整備し、その時点における最新の知見を取り込みながら建設を行ってきました。しかし、暴風時及び地震時の橋体の挙動には、いまだ不明確な部分が多く存在していることから、設計法の検証を目的に動態観測設備を設置しています。明石海峡大橋における動態観測設備は図1に示すとおりです。また、その他の本州四国連絡橋についても、地震計、加速度計等を設置しています。 |
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| 図1 明石海峡大橋の動態観測設備配置図 |
| これまでに明石海峡大橋で観測されたデータによれば、橋の挙動は設計時の解析結果とほぼ一致していることが確認されました。今後も継続的に橋の挙動を観測し、解析結果と比較することにより、橋の健全度評価への利用に向けた検討を実施していきます。
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多々羅大橋に設置した動態観測設備により、平成13年3月24日に安芸灘を震源として発生した芸予地震についてのデータを得ることができました。 多々羅大橋における各部の最大加速度を図2に示します。また、岩盤、2P基礎上、2P塔頂および桁における加速度波形等を図3、図4に示します。岩盤内の加速度応答スペクトルには設計スペクトルもあわせて示しています(来島海峡大橋と同じもの)。2P基礎上の橋軸方向では1.7Hz(0.6秒)に特徴的なピークが見られます。2P塔頂の動きはやや複雑ですが、橋軸方向、橋軸直角方向のフーリエスペクトルにはいくつかの明瞭なピークが見られます。 |
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| 図2 多々羅大橋各部の最大加速度 |
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| 図3 多々羅大橋1A(GL-20m)の加速度波形、フーリエスペクトル、加速度応答スペクトル |
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| 図4 多々羅大橋2P基礎上、2P塔頂、桁1/4(上から)の加速度波形、フーリエスペクトル |