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本州四国連絡橋について


Q.本州四国連絡橋の建設にはどれくらいの費用がかかったの?
A.本州四国連絡道路各ルートの主な長大橋の建設に要した概算費用は次のとおりです。
 建設費(億円)完成年月備  考
神戸・鳴門ルート
   明石海峡大橋
   大鳴門橋
 
5,000
1,100
 
H10.4
S60.6
 
 
道路鉄道併用橋(鉄道未開通)
児島・坂出ルート
   瀬戸大橋
 
8,200
 
S63.4
 
道路鉄道併用橋
尾道・今治ルート
   多々羅大橋
   来島海峡大橋
 
  900
2,800
 
H11.5
H11.5
 

Q.重たい列車やたくさんの車、橋はたわまないの?
A.道路・鉄道併用の吊橋である南備讃瀬戸大橋では、列車や車の重み、温度変化による鉄の伸び縮みさらには風圧の影響を受けて、橋の中央部で最大4.9m下がり、ときとして2.4m上がり、併せて7.3mも変化します。
しかし実際の車による走行などでは、このたわみ、ねじれ、振動などを体感できないぐらいに、吊橋全体が生物のように動くよう精緻に設計されています。

Q.橋が大きいので地球の丸みが影響しているって本当?
A.1998年に完成した世界一の吊橋、明石海峡大橋は、ケーブルを支えている2本の主塔の基部(根もと)の距離が1991mあります。
ところが297m上にある塔のてっぺんでの距離は1991mと93mmになります。設計のミス?いえ、そうではありません。ではいったいどうしてでしょう?
実は、あまりにも大きな橋のため地球の丸みが影響してしまうのです。

Q.ビッグエッグ(東京ドーム)も見上げるってほんと?
A.瀬戸内海は昔から船舶の交通量が多い海域で、マストの高い巨大船の多いところ。
そのため、明石海峡大橋(神戸淡路鳴門自動車道)、南・北備讃瀬戸大橋(瀬戸中央自動車道)、来島海峡第二・第三大橋(西瀬戸自動車道、瀬戸内しまなみ海道)の橋桁と海面とのあいだは、車や列車の重みで橋桁が下がったり、満潮で水位の上昇が重なっても、最低でも65m以上の高さがあります。
豪華客船や巨大タンカーも楽々通れ、あのビッグエッグ(57m)も遥か見上げる高さです。

Q.吊橋を作るときに使うキャットウォークってなんですか?
A.吊橋では、ケーブルを張り渡す作業をするとき空中に歩道を作ります。
高いところにあって猫が通るような細い通路のため"キャットウォーク"と呼ばれています。
この歩道を人やピアノ線が何回も往復し巨大なケーブルが作られていくのです。
明石海峡大橋では橋が巨大なためまたこの歩道が海面上約300mの高さになったこともあり、幅も5.5mの大きなものになりました。
本物の猫はこのキャットウォークを歩けるでしょうか?

Q.台風や地震、橋は平気かな?
A.世界一の吊橋である明石海峡大橋は、険しい自然環境にも十分耐えられるように工夫が凝らされています。
150年に1回程度と想定される風(風速46m/秒・地上10mの10分間の平均風速)や地震(マグニチュード8.5クラス)にも耐えられる設計となっています。
このため建設資材も鋼材が約20万t、コンクリートが約142万立方メートルと他に類をみない規模となります。

Q.アンカレイジ(橋台)のギザギザは何のため?
A.橋桁を吊ったケーブルを引っ張る役目をするアンカレイジ。
南備讃瀬戸大橋の坂出側にあるものは海底面からの高さ130m、重さ約100万t、霞ヶ関ビルとほぼ同じ体積です。
これほど巨大な構造物になると船舶レーダーを反射し、虚像をつくることがあります。
これを防ぎ、航行の安全を確保するため、上向きに5度の角度をもったギザギザ(多段斜面構造)をつけているのです。

Q.吊橋を支える太いケーブル、長さはどれぐらい?
A.明石海峡大橋で橋桁を吊り上げているケーブルは、直径約5mmのピアノ線を約37,000本も束ねてつくります。
このためできあがったケーブルは直径約1.1mもあり世界最大のものです。
1本の長さも約4kmあり2本のケーブルのピアノ線を全てつなぎ合わせると、およそ30万kmに達し赤道を7.5周するほどの長さになります。
またこのピアノ線1本で車4台(約4t)をぶらさげることができます。

Q.世界初の4つの目のトンネルはどうして作られたのですか?
A.瀬戸中央自動車道・下津井瀬戸大橋の本州側にある鷲羽山トンネルでは、世界初の試みとして、日本のトンネル技術の粋を集めて上段に2本の道路トンネル、下段に2本の鉄道トンネルという正面から見ると上下2段双設のトンネルが掘られました。
当初は山を切り崩す方法で計画されていましたが、国立公園内にあることから景観を保全するためにこの方法に変更されました。

Q.明石海峡大橋の長さは地震で伸びたって本当ですか?
A.平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災により、明石海峡大橋の基礎を設置している地盤が変動し、明石海峡大橋の長さが長くなりました。
設計当初は中央径間長が1,990m、全長3,910mでしたが、地震後は1m伸びて中央径間長が1991mに、全長が3,911mになりました。
地震当時、明石海峡大橋はケーブルの架設を終えた段階でしたが、震災後の点検の結果、特に損傷は発見されず、諮らずも明石海峡大橋の優れた耐震性が証明されることとなりました。

Q.明石海峡大橋のライトアップはどうしていろんな色が出せるのですか?
A.明石海峡大橋のケーブル照明は、RGBイルミネーションと呼んでおり、右のように赤、緑、青のカラー無電極放電管3個を1つの灯具にセットしています。
「光の3原色の原理」を利用して、個々のカラー無電極放電管の明るさをコンピューター制御することにより、さまざまな色を出せるようになっています。
カラー無電極放電管は、電球の中に金属蒸気を封入しておき、これを高周波により発光させるタイプのランプです。
一般の電球のように電極やフィラメントを持たないため、長寿命で高効率な光源です。

Q.明石海峡大橋や瀬戸大橋のライトアップにはいくつの電球が使われているの?
A.明石海峡大橋のライトアップに使われているライトの数は、ケーブル用のカラー無電極放電管(3色で1灯具)が1,084個、主塔投光用照明灯が116個、補剛桁照明灯が405個、アンカレイジ照明灯が132個です。
また瀬戸大橋のライトアップに使用されているライトの数は、ケーブル用白熱灯が673個、主塔投光用照明灯が192個です。

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