高知の美味なる土佐あかうし。そのきめ細かな肉質と、赤身の多いしっかりしたうま味が、グルメの関心を集めています。
褐毛和種とも言われる、土佐あかうしのルーツは韓牛で、明治時代に九州から移入されました。
もとは耕作牛であったのを、農耕の機械化により、肉用牛へ改良。黒毛和牛と並ぶ味の評価を得るまでになりました。
土佐あかうしの生産と肥育を行っている高知県長岡郡本山町を訪れると、その静かな山と川は絵のような美しさです。
本山町は、四国山地の中央で、吉野川上流域に位置し、嶺北地域の美しい自然に囲まれた町。吉野川沿いには、仔牛を産ませるための放牧場があり、牛たちがくつろぐ、のどかな光景が広がっています。
- びわ色の毛並みも美しい土佐あかうし。
目の周りと鼻、蹄、しっぽの先が黒い