児島ICから海の向こうに広がる四国を眺めながら東へ。渋川海水浴場の手前で北へ折れると山の方へ入っていく。
こんなところに動物園があるのかな…と思うような場所に、カラフルなゲートがあった。
渋川動物公園は、ペットショップを経営していた宮本純男園長が長年の夢を叶え、動物目線で6年かけて手づくりしたもの。約3万坪という広大な野山に必要最小限の手を入れただけで、遊歩道は土道。少し歩きにくいけれど、大地にコンクリートでふたをしていないから足にやさしく、アリの行列だって見られる。
若い頃にアメリカ生活を経験した園長は、 カウボーイスタイルがトレードマーク |
動物は犬、ポニー、ヒツジなど身近なものがほとんどで、約80種600頭羽もいる。「コンクリートアイランドになるほどそういう癒しの動物が欲しくなるんじゃ。触れると温かくて、生きていることを感じるでしょ。だからなるべく放し飼いにしているんじゃ」と園長がニコリ。そんな動物園は聞いたことがない。あー、早く体験したい。
春はベビーラッシュ。生まれたてのベビーに触れるよ |
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園内各所でえさやり(1皿100円)ができる |