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高知グルメ街道の元気飯ラリー!

日本を代表する清流、仁淀川と四万十川が流れる高知県西部には、ユニークなグルメ街道がいろいろ。
爽快な清流で思いっきり夏を堪能したら、スタミナ補給はグルメ街道の元気飯ラリーでばっちり!

仁淀川に来たら、トマト村でオムライスを食べ比べ!

高知市内から車で西へ、わずか30分で「高知市から一番近い村・日高村」に着く。村内の国道33号を走ると、沿道に”オムライス街道“ののぼり旗が続いているのだが、その中に何軒か黄色い三角旗をはためかせている店がある。それがオムライス街道加盟店の目印だ。

オムライス街道の発端は、村長の戸梶眞幸さんが甘いケチャップのオムライスが大好きだったこと。ある日、昼食のオムライスを頬張っていた村長さんは、ひらめいた!「日高村特産のシュガートマトを使ったオムライスを村の名物にして、村を元気にしよう」と。このアイデアに国道沿いのレストランや喫茶店など6店が協力して2014年4月に「ひだかオムライス街道」がスタートした。すぐに評判になり、休日には行列ができる騒ぎに。参加店は一生懸命注文に応え、フライパンを振りすぎて腱鞘炎になったシェフもいたという。

日高村のオムライスには、シュガートマトから作った村特製のトマトピューレを使用する。お店はそのピューレを独自のソースにアレンジし、レシピにも工夫をこらす。だから、店ごとに味の違いがあって食べ比べるのが楽しい。それがこのオムライス街道の人気の秘密だ。

トマトを使った村おこしは、まだまだ続く。オムライスからさらに進化して「日高村まるごとイタリアンプロジェクト」が今年から始まる。
”トマト村のピザ“や”トマトパスタ“が続々登場の予定だ。シュガートマトの魅力をとことんまで追求する、トマト村の快進撃は続く!

日高特産 シュガートマトって?
日高特産 シュガートマトって?
一般的なトマトは糖度が4~6度程度。シュガートマトは糖度7以上の高糖度トマトで、いわゆるフルーツトマトの一種。甘味と酸味のバランスがよく、旨みが凝縮されているのが特長。
写真/日高村の村長さん
とまとすたんど
オムとまカレー

ライスは、乾燥野菜と一緒にトマトピューレで炊いているので、あっさり味。カレーにもトマトを煮込んだエキスがたっぷり入っていて、あと味がさわやか。600円

住所/高知県高岡郡日高村本郷1478-9(村の駅ひだか内) TEL/0889-24-4004 営業時間/9:00~16:00(土日祝は17:00まで) 定休日/木曜

カフェレスト・マンマ亭
昔ながらのオムライスセット

ロック界のカリスマ、永ちゃんファンのマスターがつくるオムライス。ライスはシュガートマトのピューレで炒めて、ソースにもピューレを使用。すっきりとした甘さが、昔ながらのようでいて、ひと味違う美味しさ。コーヒー・デザートなども付いて、830円

住所/高知県高岡郡日高村下分1706-1 TEL/0889-24-7916 営業時間/7:30~18:30(祝祭日は18:00)。L.O.は終業30分前まで。(オムライスは11:00~) 定休日/日曜

大阪なにわ道頓堀たこやき
オムそばセット

焼きそばソースにシュガートマトのピューレが配合されているので食べると意外にあっさり。ちゃんと横にライスも付いて、800円。ほかにも、フルーツトマトとチーズのお好み焼きなど新メニューもいろいろ。

住所/高知県高岡郡日高村下分1886-3 TEL/0889-24-4482 営業時間/11:30~L.O.20:30 定休日/木曜/第3日曜

レストラン高知
南国土佐のオムライス

トマトピューレで炊き上げたピラフの上に、県産のこだわり卵をふわとろに仕上げてのせ、トマトの乱切りもたっぷり。トッピングのカツオのフリットには、県産生姜と柚子の香りが効いた甘酢が。石焼の器で、食べ終わるまでホクホク。980円

住所/高知県高岡郡日高村岩目地713 TEL/0889-24-5739 営業時間/9:00~L.O.21:30(ランチは11:00~) 定休日/年中無休 ※2015年5月に東京で開催。(主催:カゴメ株式会社)

仁淀川で遊ぼう!夏満喫のイベントがいっぱい

■水上畳走り大会

2016年8月20日(土)

川面に浮かべた畳の上を、一気に駆け抜けるのは至難の技!転んだり、畳と一緒に沈んだりと選手も観客も大笑い。昨年完走したのは1人だけ。自信のある人は、ぜひ挑戦を!
夜は、同じ会場で「仁淀川能津花火大会」も実施。
【会場】屋形船仁淀川乗船場
【時間】13:00スタート
【参加費】300円
【参加申込・問合せは】TEL.0889-24-6988
【主催】仁淀川能津地区活性化協議会

■第13回 仁淀川国際水切り大会
(MIZUKIRI CHAMPIONSHIP)

2016年8月21日(日)8:30~16:00

川面に石を投げて水上を跳ねさせる「水切り」をスポーツとして競う大会です。性別・年齢を問わない「チャンピオンシップ」のほか、「男性」「女性」「子ども」の4部門で、美しさ・飛距離・跳ねた回数を総合評価して順位を決定。夏の終わりの真剣勝負だ!
【会場】いの町波川公園
【参加申込】8月14日まで(年齢国籍不問)
【参加費】チャンピオンシップ(1,000円)、男性の部・女性の部(各500円)、子どもの部(10歳以下300円)
【エントリー申込先】http://niyodoriver.com/mizukiri2016/
【問合せ先】 TEL.090-7578-6172
【主催】NPO法人仁淀川お宝探偵団

■猿田洞ケイビング ”夏休み限定!”

2016年7月中旬~8月31日

参加条件は〈小学生以上〉〈2名催行〉。全長1,420mの洞窟(石灰洞)を探検しよう! ガイドが案内してくれるから安心。暗闇体験などスリルがいっぱい。
【集合場所】村の駅ひだか
【集合時間】午前の部10:00/午後の部13:00
【所要時間】約2時間
【参加費】お一人様3,000円※ファミリー料金(大人1人、子ども1人の場合)5,000円
【申込・問合せ先】村の駅ひだか内「村の案内所ひだか」 TEL.0889-24-5888
【主催】村の案内人クラブ

2016年度スタンプラリー村長賞などWチャンスも!

実施期間:2016年6月13日~2017年3月26日。参加11店舗。
★特典:スタンプ数により300円〜2,000円の割引が適用され、村の駅ひだかでのお買い物にも有効。
★全店制覇すると、抽選で村長賞・店長賞などのWチャンスも。
【問合せ先】日高村役場・産業環境課(0889-24-4647)

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行くぞ、四万十ポークどんぶり街道へ!

全長196kmの四万十川は四国で最も長い川。沈下橋は、本流に21橋・支流に26橋が架かる
全長196kmの四万十川は四国で最も長い川。沈下橋は、本流に21橋・支流に26橋が架かる

四万十町は日本最後の清流・四万十川の中流域にある。キャンプ場が多く、ボートやカヌーなどアウトドアスポーツで人気の、この町のもうひとつの名物が「四万十ポークどんぶり」だ。

町の自慢の「食」をアピールしようと3年前に始まり、町内産の米と豚肉を使って、参加各店がそれぞれ個性的なレシピを考案した。四万十町の米は、四万十川流域の標高230mの台地で栽培される高知有数のブランド米。豚肉は、町内産の米や麦などを飼料に混ぜて育てた豚で、これも「米豚」「麦豚」等としてブランド化している。

どんぶり街道には16店舗が参加し、レシピのバリエーションは実に多彩。角煮丼やステーキ丼、カツ丼、山菜丼などいろんな味が楽しめる。四万十ポークは、肉質はもちもちと柔らかく、脂には旨みの基となる香りや甘みがたっぷりで、スタンプラリーを楽しみに町外から参加するファンが多い。どの店もボリューム満点で、ハシゴするには相当な覚悟が必要だが、それでも何度も通って全店制覇する強者が毎年いるという。ガッツリ系に自信のある食いしん坊には、挑戦の価値ありだ!

洋食堂ケルン
四万十ポーク・とんテキ丼

脂の少ない肩ロース肉を、表面だけ焼いてからオーブンで蒸し焼きに。だから、豚肉とは思えないほど軽くて、やさしい味わい。付け合わせの野菜もたっぷり。ソースは醤油ベースの特製香味ソース。スープ、コーヒーも付いて1,180円

住所/高知県高岡郡四万十町平串347-2 TEL/0880-22-9811 営業時間/8:00~17:00(とんテキ丼は9:00〜/売り切れ終了) 定休日/月曜(祝祭日の場合は火曜休業)

道の駅あぐり窪川・レストラン風人
窪川米豚丼

窪川ポーク米豚3枚(150g)は、大満足のボリューム。上質のロース肉を、仁井田米と窪川産大豆100%の地元の味噌に2日間漬けたものを焼いている。厚めの肉に、少し甘めの味噌がなじんでいて、ご飯と一緒に頬張ると幸せ気分に!950円

住所/高知県高岡郡四万十町平串284-1 TEL/0880-22-8848  営業時間/8:00~16:00(4〜9月の金土日祝は20:00まで) 定休日/奇数月の第3水曜/3月末日

味覚
四万十でガッツリ!

こんなどんぶり見たことない! 山盛りの肉は公称170gのはずが、「いつも多めに盛ってしまう」とご主人。バラ肉とモモ肉を使用し、味付けはしっかり濃いめの甘辛照り焼き。たっぷりのネギと山椒がアクセントだ。950円

住所/高知県高岡郡四万十町茂串町6-30 TEL/0880-22-0448 営業時間/8:00~20:00 定休日/水曜

しまんとハマヤ・しまんと食堂
四万十米豚の角煮丼

仁井田米の上に千切りキャベツをしいて、そこに大きな豚の角煮を贅沢にのせ、さらにその上に野菜の天ぷらまで。自家製の角煮は、ブロック肉を毎日鍋で半日煮込んでいるから、柔らかくて、とろけるような脂が実に旨い。食堂のおばちゃんたちの手づくり感がうれしい。800円

住所/高知県高岡郡四万十町琴平町476-1 TEL/0880-22-1088 営業時間/9:00~16:00 定休日/元旦

いの生姜焼き街道

高知県の生姜生産高は全国の4割超とダントツ1位だが、その始まりはいの町である。いの町で100年ほど前に現在主流の品種(大生姜)の栽培が始まり、それが県内に広まった。
昨年からスタートした「いの生姜焼き街道」には、特産の生姜を使って豚や鶏を焼いたレシピなどで町内20数店が参加している。今年は、第2回スタンプラリーを、11月1日(火)から来年2月末日まで実施する。

豚しょうが味噌漬け丼

秘伝の味噌に黒ゴマ・いの町産生姜等をたっぷりブレンド。豚ロースとバラ肉をじっくり煮込んでいるので、ご飯によく合う。1,080円。テイクアウト用の味噌漬け肉パックも販売。626円

住所/高知県吾川郡いの町枝川703-1 TEL/088-893-1286 営業時間/11:00~15:00/17:00~21:00 定休日/無休

しょうが福むすび

豚肉の生姜焼きが入ったおにぎりは、アウトドアのお弁当にぴったり。おまけに、普通のおにぎりの3倍以上という超特大サイズ! 事前予約が確実。1個300円

住所/高知県吾川郡いの町新町1704 TEL/088-892-0304 営業時間/7:00~売切れ次第終了 定休日/月曜

四万十ポークどんぶり街道スタンプラリー

12月25日までOK、賞品は特産米やポーク3キロなど!

実施期間:2016年12月25日必着。参加店16店舗。
★賞品:小ぶた賞(4店舗以上)四万十ひのき風呂、中ぶた賞(8店舗以上)四万十町特産米2キロ、大ぶた賞(全16店舗制覇)四万十ポーク3キロ
【問合せ先】四万十町商工会 TEL/0880-22-0465

2016奥四万十博

【開催期間】 2016年4月10日(日)~12月25日(日)
【開催エリア】 須崎市/中土佐町/四万十町/梼原町/津野町

すっぴんデトックスの旅!

「2016奥四万十博」は、奥四万十地域の豊かな自然や文化を全国に情報発信するもので、開催期間中は、エリア内の市町で多彩なイベントが実施されています。
期間中のおもなイベントなどは、「奥四万十博」で検索!
【事務局】2016奥四万十博推進協議会 住所/高知県須崎市下分甲263-3(道の駅かわうその里すさき内) TEL/0889-59-5225

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