平成30年11月10日(土)、橋の科学館-第35回-講演会「淡路人形浄瑠璃の歴史と現状 ~郷土の古典芸能を守り、伝える「淡路人形座」~」が開催され、(公財)淡路人形協会理事長の正井良德(まさいよしのり)氏にお話をいただくとともに、淡路人形浄瑠璃の特別上演をしていただきました。

 500年の歴史を誇る淡路人形浄瑠璃は、国指定重要無形民俗文化財にも選ばれています。講演いただいた淡路人形座は、「郷土の古典芸能を守ろう」とする人々によって生まれ、今日においても次世代への伝承を続けています。

 講演の中では、人形芝居が淡路から全国各地に伝わっていることや、現在の海外での活動など、幅広く人形浄瑠璃の歴史をユ一モア交えて紹介いただきました。その後に行われた人形解説では、人形の操り方や人形浄瑠璃特有の表情の伝え方を解説いただき、講演会に参加された方も、なるほどとうなずきながら耳を傾けておられました。

 特別上演「戎舞(えびすまい)」の演目では、神戸淡路鳴門自動車道全通20周年の更なる発展や、講演会に参加された方の健康を祈願したりする芝居に、笑いや拍手も起こり、楽しく充実した講演会になりましたことを事務局より感謝いたします。

 次回、第36回講演会は平成31年1月19日(土)、「最近の海外長大橋」を開催予定です。講演では、最近の海外の長大橋事情、今後の展開などを紹介する予定です。
詳細はこちらをご覧ください。
http://www.hashinokagakukan.jp/news/shosai.php?id=124

正井氏の講演の様子
正井氏の講演の様子

人形解説
人形解説

特別上演の様子
特別上演の様子