子どものアート感想文 応募作品のご紹介

講評1

文教大学(美術館教育) 井上由佳

直生くんはフレデリックの「花」に感動し、家でも鑑賞されていることは素晴らしいことだと思います。アートを生活に持ち込み、味わうことは私たちにとって大切なことです。今回の鑑賞では「花」という作品と出合い、フレデリックについて知るきっかけとなりましたね。美術館には全てを出し切れないくらい沢山の作品を収蔵していて、それを順次展示しています。次なる新たな作品との出合いを楽しみに、また足を運んでみてください。

講評2

鳴門教育大学(美術教育学) 山木朝彦

高田くんの作文を読んでから再び絵を眺めると、窓の向こうにみえる深い森の緑が、その鮮やかさを増しているように感じられました。ここに寄稿してくださった皆さんの感想文には、いずれも素晴らしい発見が綴られています。それは、大人の批評家がなかなか気づかないような種類の発見です。みなさんも、お友だちの感想文を読んで、もう一度、絵を眺めてみてください。自分ひとりでは気づかなかった絵の魅力に気づかされることでしょう。