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コース2
兵庫県明石市 〜 香川県高松市  
【移動距離】153km / 【移動時間】約2時間

 明石市立文化博物館  >   香川県立ミュージアム

地域の魅力を紐解く歴史・文化博物館をめぐる

明石の魅力を形成してきた秘密に迫る

明石市立文化博物館

明石市立文化博物館
明石城の堀沿いの道を上った高台にある明石市立文化博物館。明石の歴史、文化が八つのテーマにわけて紹介され、地域の魅力を深く知ることができます。目を奪われるのはアカシゾウの全身骨格模型。かつて明石一帯に住んでいたそうで太古のロマンが漂います。また、古くから東西交通の要所だったことがわかる絵図や、盛んだった焼き物、城下町としての歴史資料もあり、農業や漁業の街として発展している理由が解説されるなど興味深いものばかりです。
これら常設展示の他、年に3回の特別展と、年4回程度の企画展が開催され、多彩なテーマで美術作品などに触れられる機会がいっぱいです。またボランティアスタッフによる十二単・鎧の着付体験や、さをり織体験(要予約)もできます。
  施設DATA
住所 〒673-0846 兵庫県明石市上ノ丸2-13-1
TEL 078-918-5400
開館時間 9:30~18:30(入館は18:00まで)
休館日 月曜日(祝日、休日、特別展開催期間中を除く)、年末年始(12月29日~1月3日)
料金 大人 200円、大学・高校生 150円、中学生以下無料
※特別展・特別企画展は特別料金となります
その他 URL:http://www.akashibunpaku.com/
明石市立文化博物館のイメージ写真
展示室を入ってすぐ、太くて長い牙を持つアカシゾウに圧倒される。200万年前から60万年前に住んでいたとされ、当時の明石は近畿地方から淡路島、四国へと広がる大きな湖だった
明石市立文化博物館のイメージ写真
交通の要所だったことがわかる《山陽道と泊絵図》
明石市立文化博物館のイメージ写真
古くから焼き物がさかん。右は瓦葺屋根の両端につけられた《 鴟尾(しび)》
明石市立文化博物館のイメージ写真
網やタコつぼなどの漁具を展示
香川の歴史と粒よりの美術品をまるごと体感

香川県立ミュージアム

香川県立ミュージアム
石垣と堀が美しい高松城跡(玉藻公園)に隣接する香川県立ミュージアム。歴史博物館と美術館の機能をあわせもつ文化の拠点で、歴史資料をはじめ、絵画や、イサム・ノグチ、猪熊弦一郎といった香川ゆかりの作品、伝統工芸など膨大なコレクションを誇っています。
注目は、歴史展示室。原始から近現代まで時代を追って香川の歴史が資料や展示物、映像で紹介され、見ごたえたっぷり。ナウマン象の牙の化石や、復元された白峯寺十三重塔などの大型展示物に囲まれていると、その時代に迷い込んだかのような気分に浸れます。
常設展示室では、高松藩藩主の松平家ゆかりの大名道具や、讃岐で生まれた弘法大師空海に関する資料が充実。他にも広い館内では特別展、常設展で多彩なジャンルの美術が紹介され、一日かけて巡っても足りないほどです。
  施設DATA
住所 〒760-0030 香川県高松市玉藻町5-5
TEL 087-822-0002
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月26日~1月1日)、
ゴールデンウィークの期間は無休
料金 設展:一般400円、高校生以下は無料
※特別展は別途料金となります
その他 URL:http://www.pref.kagawa.jp/kmuseum/
香川県立ミュージアムのイメージ写真
大きな空間を使ってたくさんの資料を展示。通路の中央には各時代を代表する大型展示物があり、金毘羅参詣の客が訪れた船着き場に築かれた江戸講中燈籠や、江戸時代の庄屋、戦後の住宅などが再現され、時代の空気を感じられる
香川県立ミュージアムのイメージ写真
原始時代の縄文の森や竪穴式住居を再現
香川県立ミュージアムのイメージ写真
西洋絵画から前衛美術まで美術作品も見逃せない
香川県立ミュージアムのイメージ写真
カフェやミュージアムショップで一息つける
香川県立ミュージアムのイメージ写真
通称・空海室では曼荼羅と五大尊像を展示し、寺院空間を体感できる
香川県立ミュージアムのイメージ写真
江戸時代前期の高松城とその城下町の景観を描いた《 高松城下図屏風 》

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【移動距離】153km / 【移動時間】約2時間
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