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大三島で一番高い山 鷲ヶ頭山(わしがとうざん)に登ってきました

鷲ヶ頭山は大三島のほぼ中央部にあり標高436Mで大三島最高峰です。(国土地理院2等三角点の標高は436.25Mです。)

鷲ヶ頭山・安神山で検索すると数多くのブログ記事等を目にします。それだけ親しみをもたれている山であることがよく分かります。

遊歩道は整備されており、気軽に登ることができるようですが、今回は1人で行動するため携帯電話はもちろん水、食料、着替え、救急用具など一通りの準備をしました。

これから登る鷲ヶ頭山が遠くに見えます。右側(安神山)から左側(鷲ヶ頭山)へ縦走します。鷲ヶ頭山には電波塔が見えます。

駐車場に車を止め、先ずは、道中の安全祈願のため大山祇神社に参拝しました。 

 

登山口付近には、大三島自然研究路の案内看板がありました。鷲ヶ頭山まで赤い経路(左側から右側へ)を安神山経由で辿ります。延長2.5km、登りに1時間30分かかるとあります。それにしても「大三島の自然と親しいお友達になっていただくために設けられたものです。」とは、良いですね。

ここから、安神山まで0.8KMとの案内があります

少し行くと分岐があります。右側は安神山(くさりでの登り)とあり興味をそそられましたが、今回は左側の案内に沿って進みます。

 遊歩道は舗装されていますが、写真で見るよりかなり勾配のある登りでした。

  安神山山頂に到着しました。標高266.8Mの標示があります。山頂には祠がありました。

国土地理院の4等三角点も設置されており標高は266.78Mです。

安神山山頂から宮浦港方面の景色です。天気も良く穏やかな瀬戸内海、気分爽快です。

安神山山頂から台(うてな)海水浴場方面の景色です。右前方は大崎上島、中央奥は安芸灘諸島方面でしょうか。

遊歩道にせり出した岩、何かに見えませんか?

 

手前に面白い形をした岩が見えます。

近づくと

右奥の観音山は標高約472m、鷲ヶ頭山より36m程高い山です。機会があれば登ってみたいと思います。左側には井口港が見えます。

振り返ると安神山山頂が見えました。当日は天気も良く、すでに8名の方と挨拶を交わしました。

これから向かう鷲ヶ頭山が左奥に見えます。手前に見える岩はえぼし岩です。

後から下ることになる入日の滝への急勾配の道?が中央に見えます。

鷲ヶ頭山のえぼし岩の説明とえぼし岩

チェーンが新しくなっています。

 写真中央の凹んだところに見えるのが、入日の滝です。遊歩道を歩いている途中に見えました。

中間地点まできました。

 遠くに来島海峡大橋が見えました。黄砂の影響か靄がかかり遠くの視界は悪く、写真ではよく分からないのが残念です。左から第一大橋・第二大橋・第三大橋です。

鷲ヶ頭山の代表的な植物が紹介されていました。

遊歩道沿いのピンク色の花をつけた植物は、コバノミツバツツジ(つつじ科)ですね。

入日の滝方面の案内、この時点では、この状況から今回は断念しようと思い先に進みました。

鷲ヶ頭山へは、安神山(右側)から道路を横断して、左側の石段を登ります。

電波塔が近くに見えてきました。

 

鷲ヶ頭山まで250mの案内、あと一息です。

名前は分かりませんが、可憐な花が咲いていました。

かなりきつい登り、休憩して振り返ると

大パノラマ、見とれてしまいます。

横を向くと観音山と多々羅大橋の主塔が見えました。

2つの電波塔の前を過ぎるともう山頂です。

  鷲ヶ頭山山頂に無事到着。標高436Mの標示があります。木々に覆われて山頂から360度パノラマといかないのが残念です。国土地理院の三角点がそばにありました。

時計を見ると11時45分大山祇神社を10時に出発したので、1時間45分かかったことになります。

写真を撮りながらゆっくり登ってきた割りには早く到着しました。こんなに時間をかけて登りましたが、実は鷲ヶ頭山は頂上付近まで車で上ることができる道路も整備されています。

舗装された道路を利用して帰ろうと途中まで下山しましたが、入日の滝が気になり引き返して行くことに

遊歩道はなく道なき道を下っていきます。足腰の弱い方にはお勧めできないルートです。

えぼし岩ルートと比べて急勾配で下っているのが分かると思います。

道に迷わないよう目印に赤いリボンを結んでくれています。

入日の滝に続く沢

沢伝いに下りていくとお堂がありました。

落差15mの滝、落ちてくる水が夕日を受けて美しく変化することからこの名で呼ばれているとのこと。水量は多くないが控えめに落ちてくる水の音は、疲れた身体にとても心地よかったです。

 太陽が高く入日の滝とはいきませんが、雰囲気だけでも

 瀧山寺の境内、きれいに手入れされています。

こんな歌がありました。

 

入日の滝の入口、車で行くこともできます。左上の電波塔がかすかに見えるところから下りてきました。

  鳥居をくぐり大山祇神社参道入口に。

大山祇神社に続く参道です。

今、大三島では、建築家伊東豊雄氏の「日本一美しい島・大三島をつくろう」プロジェクトが進行中です。詳細はこちらhttp://www.tima-imabari.jp/exhibition/2623/

プロジェクトの中に「大山祇神社参道ににぎわいを取り戻す」取組があります。

大山祇神社参道ににぎわいが復活すれば、本当に素晴らしいことだと思います。

自身何ができるか考えたとき、これまで仕事以外で大三島を訪れたことは数えるほどでしたので、

大三島に足を運び大三島の魅力を感じ、その魅力を発信することから始めようと思いながら帰路につきました。

 

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