因島ジャンボ大根フェスで尾道のアイドルユニットのライブを聴いてきました
2016年3月13日は、しまなみ縦走の2日目でしたが、因島で「全国ジャンボ大根フェスティバル2016」(http://innoshimakanko.jp/f5/daikon.html )というイベントがあるというので見てきました。
今年で12回目というフェスティバルの会場とされている万田発酵(株)工場に行くと、駐車場を誘導してくださる方の向こう側に、とんでもなく巨大な大根のオブジェが建っていました。慌てて写真をとりました。否が応でも期待が高まってきます。
ジャンボ大根フェスティバルのアーチをくぐると中は大盛況でした。
会場入口への通路には、日本全国から応募してきた、巨大大根がたくさん並べられています。
学校や幼稚園で作られた子供の部と、一般の部があり、どちらも普段スーパーマーケットの野菜コーナーで見たことのないサイズのものばかりです。
ジャンボ大根の栽培記録や、大根への思いを語った寄せ書きが掲示されていて、日本各地の地名がみられました。各学校や幼稚園で、楽しみながら取り組んでいることが伝わってきました。
開会式では、尾道市長から『ぐんぐん大きく成長しよう』を合言葉にと挨拶がありましたが、ジャンボ大根のようにしまなみ海道もぐんぐん成長していきたいものです。
このイベントは、多くの子供達が力を合わせてジャンボ大根を育てることで植物の持つ無限の可能性を感じながら、多くのことを学び取って頂く機会になればという思いで開催されているということです。
会場は農業用の資材や、健康食品を作っている万田発酵(株)の工場なのですが、見学施設の万田びっくりファームでは、ギネス記録を塗り替えるべく育成中の巨大大根もあり、応募されてきている大根より、さらに大きいものができるのかとても気になります。
会場内では、野菜や果物の販売や、ジャンボ大根の重さ当てクイズ、ご当地グルメの販売がありましたが、ジャンボ大根を使ったという豚汁の振る舞いコーナーがあり長蛇の列が出来ていました。どんな味なのか気になり、いただいてきました。うっかり写真を撮る前に大根を食べてしまったのですが、ジャンボ大根も美味しかったです。
メインステージではこども園の園児の太鼓とお遊戯、フラダンス、お笑いライブなど行われていました。
日本全国から応募されてきた大根を重さだけでなく、子供部門では、栽培過程の記録や、ジャンボ大根への思いを綴った寄せ書き部門での表彰を、大人部門でも形の良さや面白さでの特別賞の表彰がありました。
ただし圧巻なのは重量の部門でした。
表彰式では、壇上の座布団を置いた台に、2人がかりで慎重に運ばれてきた大根を、鎮座させて発表が行われました。
一般の部での一位は香川県の方が出品された大根で34.64kgでした。
今年は、天候等の影響で去年の一位のものより小さかったようです。
各受賞者へは、賞品で農業用資材が贈られていたので、また来年も巨大な大根にチャレンジしていただくのでしょう。
こちらの農業用資材は、大根を大きくするのが目的のものではないということでしたが、根を丈夫にする効果で大根への効き目が特に目立つようです。
表彰式のあとはコンサートで、折重由美子さんによる幻の楽器クラビオーラの演奏と、尾道のアイドルユニット フェリーズのライブがありました。折重由美子さんの演奏されるクラビオーラは、なんとも言えない音色の楽器でご本人も脳からアルファー波が出て眠くなりますよとおっしゃっていて、癒やされてちょっとうとうととしてしまいました。
フェリーズのライブには、楽曲を提供しているStraight & Palmerが共演にきていて、CDとは違ったアレンジで聴かせてくれました。
フェリーズは、尾道の渡船を愛するグループで、渡船の歌をメインで歌っているユニットです。一昨年の来島海峡サービスエリアのお客様感謝デーに来ていたのをみてから個人的に応援しています。
コンサート後にお願いして、ブログ用に写真を撮らせて頂きました。
尾道のアイドル『フェリーズ』に会えたデス(^。^)y-.。o○握手してもらいましたぁ応援しましょ~ pic.twitter.com/rK8Kbm40Ok
— わたる (@jbhonshi) March 15, 2016
フェリーズは、しまなみ海道をサイクリングする「ブルーラインGOGO」や、しまなみ海道周辺の島々の名前を歌詞にいっぱいに盛りこんだ「アイランドロック」などを歌っていてチェックは欠かせません。Youtubeで、尾道の海辺や街並みを背景にしたプロモーションビデオが公開されています。
どこか耳に残る懐かしい感じのメロディと、覚えやすい歌詞や振付がとても良くて、しまなみ海道の海辺の道路を走るときに聴いていると、なぜか郷愁にかられて泣けてきます。
尾道を拠点に、しまなみ海道沿線での活動もあるようなので、フェリーズのfacebook (https://www.facebook.com/ferrys.onomichi/ )やTwitter(https://twitter.com/ferrysonomichi)で公演予定をチェックして、また聴きに行きたいと思います。
今回は、フェリーズのライブ告知でジャンボ大根フェスティバルを知ったのですが、ジャンボ大根フェスティバルは面白くて、有意義な一日となりました。
駐車場からは、生口橋がみえました。海に向かってベンチも置いてあって、天気がいい日にはさぞかし気持ちのいい場所なのでしょう。
万田発酵(株)の工場見学(http://www.manda.co.jp/action/factory.html )は、イベント時以外に普段も行われているようなので、ギネス記録を越えるぐらいのサイズに栽培されているジャンボ大根の成長を、因島に見に行っても面白いのではないでしょうか。
「尾道みなと祭」が開催されました。
毎年恒例の「尾道みなと祭」に行ってきました。
みなと祭は、今年で73回目を迎える尾道を代表するお祭りです。開催期間は4月23、24日の2日間でしたが、私は23日(土)に行ってみました。
尾道駅前から尾道市役所までの各所で、踊り・ライブ、地元店舗出店・屋台、スタンプラリー、フリーマケットなど多くのイベントが行われました。
また、今年は東京ディズニーシー開園15周年のアニバーサルイベントとして、ディズニーキャラクターによるパレードも行われました。
まずはディズニーパレード。パレードは大変盛況でしたが、パレードを楽しそうに見ている子供や大人の方々を見ているのが楽しかったです。ミッキーとディズニーの仲間たちが登場し、ミッキーとミニーがキスをするパフォーマンスが見られました。
(残念ながら、写真は意匠権の関係で掲載できませんが。。。)
次に、みなと祭のメイン「ええじゃんSANSA・がり」が始まりました。
「ええじゃんSANSA・がり」とは、与えられた曲で参加者が自由に振り付けを考え披露する創作踊りコンテストです。一日目は一般(高校生・市民)が参加し、二日目は尾道市の幼児・小学生・中学生が参加しました。雨がぽつぽつ降り始めていましたが、みんな元気に格好良く踊りを披露していました。
町には屋台あり、フリーマケットありで大賑わいでした。
発生するゴミを分別して捨てるようになっていて、環境にも配慮していました。
次にライブを楽しみました。尾道のアイドル「フェリーズ」の登場でテンション上がりました。かっこよかったです。
ライブコンサートを楽しんだので帰ろうかと思い歩いていたら、ライブをしていたフェリーズが尾道港クルージングの切符売りのお手伝いしていました。話をしたら、フェリーズもクルージング船に乗るということなので、急遽クルージングに参加しました。(所要時間約30分、料金は500円、定員20人位のクルージング)
いつも見慣れている新尾道大橋、尾道大橋が、船から大迫力で見られ、橋がある尾道水道の風景は良いなとあらためて感じました。
お茶目なフェリーズさんたち、本四高速のシンボルキャラクター「わたる」のぬいぐるみを気に入ってくれました。「わたる」のぬいぐるみは以前のライブでプレゼントしたものですが、お気に入りで今日も持ち歩いてくれていたとのことです。
一日中、みなと祭を楽しめました。新聞記事によると、主催者発表として2日間の来場者数が約31万人とのことでした。
尾道は、楽しいイベントが盛りだくさんです。また、尾道周辺のしまなみ海道沿いにも、楽しいイベントや観光地、グルメが満載です。
これからお出かけ日和になってきますので、尾道情報満載の「尾道ぐるめマップ」等を参考にお出かけされてはいかがでしょうか。(尾道市の観光案内所等で入手できます。)
尾道「音楽と風景」
尾道の街中のあちこちで様々なジャンルの音楽が演奏され駅前の海が見える広場にいろいろなお店が出るイベント「音楽と風景」(http://ongakutofuukei.com )に5月3日に行ってきました。
この日はあいにく午後から雨模様、地域によっては強風もありそうな天気予報で心配です。
海辺の遊歩道を歩いていると尾道U2の横にテントがありフルート、尺八とギターのセッションをしていました。ジャンルを超えた音楽がイベントへの期待を高めます。駅前の海辺の広場ではマルシェが開かれたくさんのパラソルやテントがありいろんなお店が出ていました。
予定ではこの近くでも演奏があるはずでしたが雨模様のため風雨をしのげる他の場所に移動していました。アーケードの中を散策し探します。
アーケード内でも随所で演奏が行われています。観光の街尾道の休日でもあり人出も多く音楽のある場所に人だかりができています。ジャンル、楽器、演奏スタイルもまちまちで、今まで聞いたことのない音楽との出会いがありました。
同時にあちこちで演奏が行われているので全てを聞くことはできませんが、通りすがりにたちどまって断片的に聞いているだけでも刺激を受けました。
雨は降ってきましたが商工会議所海の駅デッキに移動した野外ステージを聴きに行きました。
客席は傘をさしての鑑賞になるのですが、ゴトウイズミさんのアコーディオン弾き語りステージは雨の様子を即興でちょっとコミカルな詩にもりこんで歌ってくれるなど雨の音楽鑑賞も楽しくなってくるものでした。
三原から来ているバンドngtkcの演奏後にステージが、雨のせいでさらに移動することになりました。レベルの高いバンドの演奏を少人数で間近で聴くという贅沢は驚きだったのでしたが、このあとの風雨が強くなるかもしれないということで会場を提供しているところからテントの撤収依頼があったようです。
再開時刻は遅くなりますが、楽しみに来ている方々は移動して続きを聴きに行くことになりました。
開演までだいぶ時間があったのですが、会場と指定された喫茶店ハライソ珈琲に行きました。
広くはない喫茶店なので海の駅から移動してくるバンドの演奏に備え椅子を移動し会場の準備を行います。海辺でお菓子を売っていた方が、喫茶店内のテーブルに物販に来ていたので一ついただきました。すごく美味しかったのですが店舗はなくイベントのみでの販売とのことでした。会場の喫茶店も今日は使い捨てカップのコーヒーとカフェオレのみでいつもより安く、おかわりは100円というイベント価格になっていました。海辺も商店街もお店の中も音楽を通じて境界がなくなっているような感じで不思議な日です。
再開一組目はオカダノリコさん、ヒリヒリと痛みを感じさせるような歌詞と空につき抜けるような歌が鳥肌が立つほどすばらしく、お店の雰囲気、演奏に混ざる雨や電車の音がすべて演出であるかのように思わせる歌声で圧倒されこの日ここにいる機会があったことを誰にともなく感謝しました。
このステージのトリは尾道の風景になくてはならない渡船を愛するアイドルフェリーズとStraight&Palmerのライブです。このブログでは大根フェス、みなと祭に続き3回目の紹介になりますが、このイベントへはこれを目当てに来ています。
今回は想定外の会場の変更によりキーボードもエレキギターもドラムセットもなしのアコースティック楽器のみでの演奏でした。客席とフェリーズの間は1メートルもありません。
音楽により表現される尾道への愛が会場に溢れ人々を包みます。会場移動決定からの短時間でアレンジを考えほぼ即興のような演奏部分や再現されない音もありましたが、これが会場にマッチし、愉快でもありいつもと違うちょっと大人な雰囲気の特別バージョンでいい感じ。雨で諦めて帰ったお客さんがたには気の毒ですが、これのために今日雨が降ったのではないかというぐらいすばらしいステージでした。
でも天気がよければ尾道の海をバックにした演奏が聴けたはずですし、雨に濡れて風邪をひきかけたので野外イベントはやっぱり天気がいい方が良いですね。
このイベントは今回で3回目のようですが、広島県内外のいろいろなアーティストの演奏や歌を一度に聴け観覧無料という驚きのイベントでした。今治から聴きに行ったので天気が悪くなった午後のみの観覧でしたが、次の機会には朝からいろいろ聴いて、おもしろいものを見たり食べたりするつもりで行きたいです。
尾道で九州震災復興応援イベント「雨ニモマケズ風ニモマケズ」
熊本地震におきまして、犠牲となられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されました方々に心よりお見舞いを申し上げます。また一日も早い復興を祈念いたします。
6月12日日曜日に尾道で九州震災復興支援イベント「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」( http://komyoji-kaikan.blogspot.jp/2016/06/in-2016.html )があり、尾道のミュージシャンを交えての音楽会もあるということで今治から行ってみることにしました。
目的地は尾道の市街中心部でしたので向島から尾道へ今日は渡船に乗っていくことにしました。乗り場についたらすでにフェリーが来ていてすぐに乗船できたので写真を撮りそびれました。
この日の会場は尾道の坂の途中にあるので車を駐車場に入れ歩いていきます。はじめていくところなので、尾道の「寺めぐりコース」の看板を見てあたりをつけて坂道を上り会場を目指します。尾道観光に来たという方と坂の路地で別れたとおもったら、次の角でばったり再会したりと道連れとなりました。尾道ラーメンのよい店を聞かれ、乏しい知識で有名店を紹介するなど自分も迷子になっているくせに尾道通の気分です。「尾道を歩くことは、青春を旅すること」という詩が尾道のミュージシャンkeikiさんの歌にあるのですが、尾道を散歩すると突然の風景に巡り会ったり、迷ったりとまさに青春の一幕をイメージさせるものがあるようです。
天気予報で聞いていたよりも早く雨が降り始めてきたので坂の街の散策もそこそこにして会場に急ぎました。
会場の光明寺会館は元は光明寺の施設でしたが、使われなくなり空き家になっていたものをNPO空き家再生プロジェクトにより再生され、カフェとイベントスペースとして利用されています。
会場の前には、マルシェがでており、熊本産の野菜を販売していました。また、尾道で活躍しているマルシェ「家族の台所」も来ています。
今回のイベントは光明寺会館でカフェをされている方の知り合いが熊本で農業をしていることから、熊本から直送の野菜等を販売し売り上げを支援金にするという企画でした。イベントや物販で楽しく支援をしていこうという趣旨のようです。
また、イベントの料金には昼食代が含まれており、この素材もすべて熊本産の農産物でした。
熊本の山や海に思いを馳せつつ、旬の野菜をふんだんにもちいたプレートを食べているうちにおなかがいっぱいになってしまいました。ドリンク類やカキ氷も食べて売り上げに貢献するつもりであったのですが、これ以上食べられず結果として企画の趣旨がわかっていない客になってしまいました。
イベントに来た記念に受付で販売していたサイクリング用のかばんサコッシュを購入することにしました。
ちょっと気になる草の図柄のかばんで、会場の壁にも同じデザインのスリットがあり気になりました。デザインをした方にコンセプトを教えてもらうと、草はセイタカアワダチソウとのことでパイオニア種として硬い荒地に高く伸びる様子をイメージしているということでした。強い意志と力が感じられるデザインでちょっと気に入りました。
雨が止んだので、光明寺の散策にも行ってみました。境内にやけに人懐っこい猫がいて、猫の見物になってしまいました。尾道はおもしろいところです。
食事の時間のあとは音楽会です。会場で流されている曲にサウンドオブミュージックやチキチキバンバンなど古い映画音楽が混ざり妙に私のツボにはまり期待が高まっています。
今回のイベントも、当ブログで幾度か紹介している( http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?tag=ferrys&order=ASC)尾道の渡船を愛する女性ユニット、フェリーズのライブ情報で知り来ています。会場にはこども連れのお母さんも多くなごやかな雰囲気です。
フェリーズの歌のなかに「大人も子どもに今日は戻ろう」というフレーズがあるのですが、小さいお子さんも大勢きているイベントでいっしょに楽しめる歌があるのはとてもすばらしいです。
今回は、フェリーズだけでなく、トウヤマタケオさん、フェリーズのサウンドプロデューサーkeikiさんの生ピアノによるライブとさらにこの全員での楽曲もあり充実の音楽会でした。小さいお子さんもくるイベントであったことでの選曲なのか、全員で披露された最後の曲が童謡の「ふるさと」でした。こどものころや故郷を思い出させる名曲が心にしみていろいろと想う一日となりました。
この「雨ニモマケズ風ニモマケズ2016 in 尾道」は2011年、2012年に東日本震災の支援をおこなってきたものにつづいて3度目の開催ということでした。
普段見過ごしがちなイベントですが、きっかけがあって行ってみると、普段接しないコミュニティやいろんなことと触れ合うことになりとても面白いものでした。
高根島にて
6月26日、高根みかんで有名な高根島に行ってきました。
高根島は、しまなみ海道の通る生口島と橋で繋がっている島です。
今回も尾道を代表するアーティストのStraight & Palmerとフェリーズのライブを観に来ています。これまでのレポートもどうぞ(http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?tag=ferrys&order=ASC)
フェリーズをチェックしていると、いろいろ意外なところに行けるので、毎回とても楽しみです。
今回の高根島は、高根みかんで有名なところです。生口島のインターチェンジから海岸通りを走り高根島を目指します。
生口島には島ごと美術館(http://www.city.onomichi.hiroshima.jp/www/info/detail.jsp?id=993 )
のコンセプトであちこちの海辺にオブジェがあります。高根島までの途中にもあったので写真に収めました。生口橋をバックにした地殻(crust)というオブジェです。
高根島が見える瀬戸田港の近くまでいくと、海の中に亀の首岩という岩があり、近くに亀首地蔵というお地蔵さんがいます。生口島と高根島の間はすごく近く見えますが、やはり海の難所で昔は渡る際に良く海難事故があったのでしょう。船を沈めて人を喰う亀を向上寺の小僧さんが退治したという話が近くに飾られていました。このお地蔵さんは退治された亀を鎮めるためとのことです。
向上寺は高根大橋に向かう途中の山にあります。平山郁夫五十三次スケッチポイントの陶版がたくさんある名勝地ですが、今回は先を急ぎ通過しました。
高根島には生口島から高根大橋で渡ります。
高根大橋は蜜柑色のアーチ橋、瀬戸田港にくる高速船もやっぱり蜜柑色で全面的にみかん押しです。
高根島の海辺にも島ごと美術館のオブジェがありました。
近くにウミホタルの碑がありました。ノーベル化学賞を受賞された下村脩先生もかつて高根島のウミホタルを用いた研究に関わっておられたことを記してありました。
高根島のきれいな海と豊かな自然がウミホタルを育んでいるのでしょう。
いつかウミホタルの見える夜にも来てみたいです。
今回の目的地の古民家カフェParadisoは、屋外にもテントがあり、とてもいい感じのところでした。
今日は天気がよいので野外でライブが聴けるようです。
会場についたところで受付に出ていた「しまししレモンカレー」というメニューが気になり開演前にご飯をいただきました。
瀬戸田の猟ガールが島で捕まえたイノシシを食材に使ったカレーで、島のレモンの酸味を効かせさっぱりとした後味のカレーです。
高根島の美味しいみかんを食べて育ったイノシシかなと思って食べるとさらに一味違います。
今日は数日前の豪雨が嘘の様な快晴で、古民家の庭からは高根島の山と海が見え時間が止まったかのようなのどかな午後です。
ライブはStraight&Palmerとフェリーズでたっぷりの時間を使ったプログラムで、この日愛媛県から急遽参加になったという福西さんのソプラノサックスとフルートの演奏が加わり即興のジャズ風味も味わえた贅沢な構成でした。
Straight&Palmerのパートではフェリーズもカジュアルな服装で出演、
アップテンポな曲はフェリーズの定番の曲とは違った雰囲気です。
「瀬戸内海はいいところ」という新しい曲は、瀬戸内の青空のもとにぴったりの明るい曲でした。
アンコールでは会場の高根島も含めて周辺の島々の名前が歌詞に盛り込まれている「アイランドロック」が演奏されました。瀬戸内の島でこの歌を聴くと本当にグッときます。ここでこれを聞けて高根島に来てよかったと感じました。
会場でCD等を販売していたので新譜を購入しました。楽園的開放感に浮かれて、Straight & ParlmerのKEIKIさん、永井真介さん、小林伊吹さん、フェリーズのヨーコさん、マチルダさん、ラッパーのMAKIBAOUさんの全員からサインをしてもらいました。
楽園的古民家カフェParadisoは、奥さんが7月末に出産予定で、しばらく不定休になるかもしれないとのことでした。寄ってみる際には電話で確認されることをお勧めします。今回は庭で楽しんだので、次回は室内でもお茶をいただいてみたいです。
せっかく高根島にきたので、外周道路をぐるりと周ってみようと思ってきたのですが、残念ながら数日前の雨で土砂崩れ箇所があり通行止めになっていて一周まわることはできませんでした。それでも行けるところまで行き、見ておきたかった風景をいくつか写真に収めました。
海岸線の道路には、災害復旧のためのトラックが走っていました。道路はすぐに復旧し通行止めが解除されるのでしょう。みかんがたわわに実るころに高根島にまた行ってみたいです。
今治に戻る途中には生口島を通るので、島ごと美術館のオブジェがいくつもある瀬戸田サンセットビーチによって夕暮れ時の風景を楽しんでみました。高根島、生口島でゆっくりと過ごすとても優雅な一日でした。