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設備関係

動態観測システム


本州四国連絡橋の吊橋や斜張橋は、一般の橋梁の規模をはるかに超える長大構造物のため、風や地震などの自然外力による変形が大きく、かつ、挙動も複雑です。長大橋の挙動については、設計時において詳細に検討されています。しかし、実際の挙動を観測することにより、設計手法の妥当性が確認できるほか、長期にわたる維持管理において健全性の評価を行う判断材料とできること、そのデータを将来、橋梁の設計に役立てることができることなどの利点があります。

そこで、吊橋や斜張橋の挙動を定時的に観測し、また、強風時や地震時の応答を観測できるシステムを構築しました。なお、観測設備は強風時および地震時に確実にデータ収録できるシステムであること、また、観測データとシステム自身の監視ならびに障害の通知機能を有することに重点をおいています。

たとえば、明石海峡大橋には、風向風速計9台、加速度計および速度計各17台、変位計7台、地震計3台、および、GPS(Global Positioning System;汎地球測位システム)観測機3台が設置されており、各種データの蓄積を行っています。

なお、GPSを常設し、吊橋の挙動を長期にわたり連続計測するのは明石海峡大橋が初めてです。

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