多々羅大橋 鳴き龍 |
多々羅大橋の原自歩道では、塔の真下で、「鳴き龍」という現象を楽しめます。 |
鳴き龍とは |
京都の相国寺や天竜寺、妙心寺などには、天井に龍の絵が描かれたお堂があります。お堂の中で手を叩くと響きが長く残る現象があり、まるで天井の龍が鳴いたように聞こえることから「鳴き龍」と呼ばれています。この響きの原因は、実は天井にあるのです。二つの平面が平行した空間で発生した音は、平面の間を何度も往復し反射することによって微妙に重なり、特殊な音の波が生まれます。これが鳴き声となるのですが、この音は一方の面が少し湾曲しているとよく発生します。 |