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せとうち美術館サミット活動記録

第13回せとうち美術館サミット・特別講演会

美術館の魅力等について広く発信する「せとうち美術館ネットワーク特別講演会」と参加施設の代表者等及びアドバイザーである学識経験者が一堂に集まり意見交換を行う「せとうち美術館サミット」を令和3年11月23日(火・祝)にレクザムホール(香川県県民ホール)において開催しました。

せとうち美術館ネットワーク特別講演会

アーティスト(東京藝術大学美術学部長、先端芸術表現科教授)の日比野克彦氏を講師としてお招きし、一般聴講者を含め約100名の方に聴講していただきました。

なお、今回の特別講演会については、来年開催される「瀬戸内国際芸術祭」と連携し、「ART SETOUCHI 2021 後援事業」と銘打って開催いたしました。

特別講演会の概要は次のとおりです。

『瀬戸内のアートプロジェクト byHIBINO』

アーティスト(東京藝術大学美術学部長、先端芸術表現科教授)日比野克彦氏

多様性ある社会の基礎を築いていく事とアート活動の関係性を日比野克彦氏が行っている瀬戸内界隈でのアートプロジェクトをご紹介いただきながら、お伝えいただきました。

ご紹介いただいたアートプロジェクトは、瀬戸内海底探査船美術館(2010年~)、種は船プロジェクト(2007年~)、ひみつジャナイ基地(2019年~)、明後日のアートの学校(2021年)です。

特別講演会の様子
特別講演会の様子

せとうち美術館サミット(定時総会)

定時総会では、せとうち美術館ネットワークの事業報告の後、せとうち美術館ネットワークの新たな取り組みとして、せとうち美術館ネットワークの拡大から深化を目指し、施設間相互支援、発信力の強化、対話機会の創出等を通じてネットワークを活かした地域間交流、地域活性化を図っていきたい旨事務局から説明をいたしました。

また、せとうち美術館サミットでは初の試みであるテーマ別の分科会を行いました。参加者は「集客のためのイベント&広報」、「地域活性化のための美術館の取組」、「学校と連携した美術教育普及」の全部で3つのテーマに分かれ、先行事例の共有や各々の施設が抱える課題などについて議論を行いました。「集客のためのイベント&広報」においては、各施設のSNSを使用した集客体制やコロナ禍における集客のための企画について議論が行われるなど、各テーマで活発な議論が交わされ、有意義なサミットになりました。

今後は既存分科会をさらに深めていくとともに、参加施設の提案により新たな分科会を立ち上げることで、対話の機会を創出し、施設間の連携を深めます。

分科会の様子
分科会の様子