概要

「自動点検・補修技術開発コンソーシアム」について

当社では、世界最大級の明石海峡大橋など長大橋の維持管理をより高度化・効率化するため、「自動点検・補修技術開発コンソーシアム」を設置し、幅広い分野より参加を希望される企業、団体等の募集を行っています。
本コンソーシアムでは、長大橋梁の維持管理を対象に、様々な分野において開発された技術を本州四国連絡橋において実証し適用性を確認したうえで改良等を加え、次世代の長大橋管理技術を開発・実現することを目的とし、このプラットフォームを活用して産官学が連携し技術開発を推進します。
長大橋の現場においては、点検システムや材料、工法など個別の技術開発を推進しつつ、少子高齢化に伴う専門技術者不足にも対応するため、将来的には点検・変状確認・劣化予測・補修・記録の自動登録など塗替塗装等に関する一連のプロセスを効率的に実施する自動点検・補修ロボットの開発を目標としています。
主な活動内容

合同ワーキング(WG)
コンソーシアム活動の運営状況などの報告
現場見学
当社が管理する明石海峡大橋などをご案内する現場見学会
現場実証
募集技術に対して提案があった現場実証
ワーキング活動
塗装技術、AI、ロボット等の専門分野における活動
交流会
コンソーシアム会員同士による技術提案、マッチング
コンソーシアムのポイント

  • ニーズの提供
    当社より長大橋管理の具体的な現場のニーズ(募集技術)を提供します。
  • シーズを広く公募
    ニーズに対する建設分野内外の民間企業等からのシーズを広く会員を公募します。
  • 有望技術の選定
    想定される技術分野に応じたワーキンググループにより、ニーズとシーズのマッチングを行い、有望技術を選定します。
  • 実運用を目指す
    選定された有望技術は、実橋における実証、実装、改良等を行い、実運用を目指します。
会員のメリット

長大橋の維持管理における現場ニーズの知見を得ることができます。
コンソーシアムを通じて異分野企業等
との交流
の機会が得られます。
有望技術に選定された場合
  • 明石海峡大橋をはじめとする本州四国連絡橋での試験施工や実証実験を企画・立案・実施できます。
  • 当社ホームページにおいて、長大橋維持管理における有望技術として紹介します。
  • 実現性の高い技術は、本州四国連絡橋の維持管理に活用します。
  • 当社が管理する道路以外に展開する場合、本州四国連絡橋での適用実績としてアピールできます。
  • 当社と共同で学会参加、論文投稿等ができます。
運営委員会
会長:1名(本四高速が選任)、副会長:1名、幹事:若干名(会長が選任)
※役員は本四高速の社員、本四高速の子会社の社員、会員企業の社員、会員団体の職員およびコンソーシアム規約に賛同する学議経験者より選任
コンソーシアムの目的・運営規約にご賛同頂ける応募希望者は
下記の応募フォームに必要事項を記載のうえ、お申し込みください。