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「美術館に行こう。」-私の美術館体験記 応募作品のご紹介

美術館体験記 広島県・なかた美術館 写真

福山市 甲斐田さん(女性)

訪問日: 2014年6月15日

「せとうち美術館ネットワーク」の小冊子を開いて、尾道になかた美術館があるのを知り、さっそく出かけました。
「コレクションにみるPORTRAIT × BOOKS」展 開催中で展示物の本をパラパラとめくっていると藤田嗣治の本の中で「髪形は、昔の貧しかった時の事を忘れない為に同じにしている」という意味の文を読んだとき、いままで不思議に思っていた事がスーッと消えて暖かい気持ちになり、4月に行った、岡山美術館での「レオナール・フジタとパリ 1913-1931」展の妻とみ宛てに、フランスから送った手紙を思い出しました。
彼女を待つ思い、今の状況、小さな字でぎっしり思いをこめて書かれた手紙を読んで私だったら「引くなァー」などと感じ、あの時代 彼女に自分と同じ様に外国へ行く勇気、強い好奇心を求めるのは無理が多いのではないか?など考えた事を!2つの展覧会で、私の感じた藤田さんは、日本を出て、日本を思い、日本でうけいれられず、海外子女みたいだったのかなァ結局は、フランスで生涯を終えた。
日本美術の技法を取り入れた自分に絵を描き、頭のいい日本人の精神を持った人で、老後は淋しい画家?なんて想像して遊び、いろんな感情を楽しんで今回は、レオナルド藤田さんと、すれ違いに会った感じです。本など読みもっと理解したら握手までいけたかなァなどと思い、いろんな絵や、作品に出合うといろんな感情を味わい、感じて、思って、感動して、リフレッシュ出来る場所それが私にとっての美術館です。次の出会いを楽しみにしています。