ホーム > 瀬戸マーレ vol.58 > アートトラベラー vol.13
アートトラベラー vol.13

松山城跡に美しく佇む愛媛県を
代表するミュージアムへ

愛媛県 愛媛県美術館

アトリエを併設した 参加創造型美術館

館内エントランスには大きな吹抜けがあり、窓には松山城跡の緑豊かな風景が広がる。

国指定史跡・松山城跡内の美しい景観に恵まれた愛媛県美術館は、「みる・つくる・まなぶ」参加創造型美術館として親しまれています。愛媛県出身の杉浦非水(グラフィックデザイナー)、真鍋博(イラストレーター)、畦地梅太郎(版画家)を始め、国内外の作家の多岐にわたる作品およそ1万2千点を所蔵し、随時公開しています。
講座で活用するほか一般にも開放し、積極的な創作活動を促す「県民アトリエ」を併設。また、ひとつの作品に注目し、ナビゲーターとともに複数で会話しながら鑑賞を深める「対話型鑑賞法」や、近年は視覚だけに頼らない鑑賞法の模索も意欲的に行っています。

アート制作用の機材や道具が揃ったアトリエ。自分のペースで創作に取り組むことができる。

アート制作用の機材や道具が揃ったアトリエ。自分のペースで創作に取り組むことができる。

《水の反映》 1888-90年頃

ポール・セザンヌ
《水の反映》 1888-90年頃

《東洋唯一の地下鉄道 上野浅草間開通》 1927(昭和2)年

杉浦非水
《東洋唯一の地下鉄道 上野浅草間開通》 1927(昭和2)年

※各9月30日(土)~11月19日(日)展示予定

TOPに戻る

名匠たちが描いた華麗なる女性像の数々

ポーランドにあるヨハネ・パウロ2世美術館のコレクションの多彩な女性像に着目し、西洋の名匠達の逸品61点を3章に分けて展観します。
第1章「母と子」では、キリスト教の聖母子から世俗の母子まで、様々な親子の愛のかたちを探ります。 第2章「神話と伝説」では、聖書や古代神話、古典文学に取材した作品など、時をこえて読み継がれる物語のヒロインたちの生き様にフォーカスします。 そして第3章「肖像」では、時代ごとのトレンドを映しつつ像主の個性と画家の個性が織り成す女性像の、人間的魅力に迫ります。
芸術家達が様々な形でインスピレーションを得てきたミューズとしての女性達。その表象の華麗なる歴史的展開を、ご高覧ください。

特別展 漫画家生活60周年記念 青池保子展 Contrail 航跡のかがやき 2023年 7月15日(土)~9月24日(日)

DATA

愛媛県美術館

住所/愛媛県松山市堀之内
TEL/089-932-0010
開館時間/9:40〜18:00(入館は17:30まで)
休館日/月曜日(祝日及び振替休日に当たる場合は、その翌日)。ただし毎月第一月曜日は開館、翌火曜日が休館。 年末年始(12/29〜1/3)
料金/コレクション展 一般330円、高大生220円、中学生以下無料 ※企画展などの入館料はその都度異なる。
駐車場/堀之内公園内に美術館専用の駐車場はありません。
県庁西駐車場をご利用いただけます。ただし、駐車台数に限りがありますので、できるだけ公共交通機関をご利用ください。 なお、駐車時間は2時間を超えないようにご協力ください。
アクセス/
● JR松山駅前より道後温泉または松山市駅前行き市内電車で5分。 「南堀端(愛媛県美術館前)」下車、徒歩1分。

MAP MAP

展覧会情報

作家生活20周年記念 コンドウアキのおしごと展

2024年1月20日(土)~3月24日(日)
「リラックマ」「みかんぼうや」などの愛すべきキャラクターを生み出してきたコンドウアキ(1977~/松山市出身)。貴重な原画を中心に、これまでの仕事を一堂に紹介する初めての回顧展です。

『リラックマ ここにいます』(主婦と生活社2015年)
©2022San-X Co., Ltd. All Rights Reserved.

『うさぎのモフィもりのまいにち』(主婦と生活社2021年)
©aki kondo/SCP

瀬戸内海国立公園 指定90周年記念展

2024年2月7日(水)~3月24日(日)
瀬戸内海国立公園は、国立公園法(現自然公園法)の制定を受け、日本最初の国立公園のひとつとして1934年に指定されました。90周年の節目を迎え、芸術のみならず生活にも影響を与えた瀬戸内海の魅力にアプローチします。

吉田博《春の瀬戸内海》 大正時代

【 共催展 】 南海放送開局70年記念 鈴木敏夫とジブリ展

2023年12月9日(土)~2024年1月28日(日)
高畑勲・宮﨑駿両監督とともに数々の名作を世に送り出してきたスタジオジブリ・プロデューサー鈴木敏夫が出会った、多くの映画作品、書籍と、それを通して見えてくる時代背景に注目した展覧会です。湯婆婆の巨大おみくじやトトロにも会えます。

「せとうちアート通信」で
美術館巡りを!

日本地域情報コンテンツ大賞2022
タブロイド部門最優秀賞受賞!

「せとうちアート通信」は、「せとうち美術館ネットワーク」参加施設の旬の展覧会情報を紹介するフリーペーパーです。
JB本四高速のSA・PAやネットワーク参加施設などで配布していますので、美術館巡りにぜひご活用ください!
https://www.jb-honshi.co.jp/museum/publication/

TOPに戻る