1. 企業情報サイト
  2. 2012年お知らせ
  3. カザフスタン共和国「イルティシュ川橋梁維持管理支援」への参画について

2012年お知らせ

2012年04月18日

本州四国連絡高速道路株式会社

カザフスタン共和国「イルティシュ川橋梁維持管理支援」への参画について

JB本四高速は、カザフスタン共和国に建設されている吊橋の維持管理に関して、独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」と略します)の案件に参画することになりました。

【業務概要】

JICA案件名
:イルティシュ川橋梁維持管理支援(有償資金協力専門家)(総括/橋梁(吊橋))(橋梁(舗装))(橋梁(塗装))
JICAからの受注者
:株式会社IHIインフラシステム(以下「IIS社」と略します)
履行期間
:2012年3月8日~2012年8年24日
業務内容
:イルティシュ川橋梁の維持管理について、現地の橋梁技術者とともに現状把握を行い、技術的な観点からの助言・指導及び研修、補修計画の立案を行い、技術者の維持管理能力を強化することを目的として、3名の専門家を派遣する。このうち、JB本四高速は、橋梁(舗装)を担当します。

【イルティシュ川橋梁(Irtish River Bridge)】

架橋地点
:カザフスタン共和国の北東、東カザフスタン州セメイ市(旧称:セミパラチンスク市)
橋梁形式
:単径間吊橋
橋長
:1,086m
中央径間長
:750m
特徴
:本橋は、日本の円借款により、2001年10月に完成。石川島播磨重工業株式会社(当時。現、株式会社IHI)が建設工事を担当。往復6車線を有する一箱桁形式の吊橋。最高・最低気温差が極めて大きい、厳しい自然環境下に立地。

【経緯】

平成24年1月25日、JICAより本案件が一般公示された後、プロポーザルの提出にあたり、IIS社より、吊橋の維持管理に豊富な経験・実績を有する弊社に、本案件への参画要請がありました。JICAとIIS社の契約成立後、JB本四高速はIIS社より技術支援業務として受注。

JB本四高速は、平成19年度以降、JICAより、海外技術者の本邦研修業務を多数受注していますが、技術支援業務には初めての参画となります。

図-1 イルティシュ川橋梁 一般図

写真-1 イルティシュ川橋梁 全景

写真-2 イルティシュ川橋梁 塔頂より(対岸がセメイ市)