吸い込まれそうなほど深く、少し緑がかった独特の青。ヨシュアブルーと名付けられた青のグラデーションの器は洗練された美を放ち、ぽってりとしたフォルムと藍色の染め付けで知られる砥部焼に新鮮な風を吹き込んでいます。
作っているのは砥部焼を代表する窯元の一人、ヨシュア工房の竹西辰人さん。「子供の頃に素潜りし、海の中から見上げた青の色とグラデーションをイメージしているんですよ」。この色を生み出して安定させるのにかかった年月は約5年。「何度も絵の具の調合を変え、筆で塗っていた絵の具をスプレーガンで吹き付けることでようやく思い描くものができました」。一つひとつ手作りのため、微妙に青の出方が異なるのも魅力です。
「砥部焼は普段使いの器。気軽に使って、この器で食べるとおいしいと言っていただけるとうれしいですね」。チャレンジしたいことがいっぱいという竹西さん。新作が楽しみです。
住所/愛媛県伊予郡砥部町高尾田88
TEL/089-956-0680
営業時間/9:00~18:00 定休日/なし 料金/あり
来島海峡SAでは、ヨシュアブルーの器を実際に手に取って色や感触を確認して購入できます。フォトスポットとして新しく「しまなみ海道ロゴオブジェ(愛称:しまなみピン)」も誕生し、楽しみがいっぱいです。
海の恵みがたっぷり詰まった瀬戸内の「ごはんのおとも」を厳選。
ほかほかごはんを用意して、おうちで港の味を楽しもう。