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情報誌「瀬戸マーレ」

インタビュー「瀬戸内と私」 Setomare Special Interview 001 Eiji Mizuguchi

海が見えた瞬間はホントに気持ちがいい

オリックス・バファローズ 打撃コーチ 水口栄二さん

プロ野球・オリックス・バファローズの打撃コーチを務める、水口栄二さんの故郷は、愛媛県八幡浜市。
「家族で田舎に帰るのが一番の楽しみ」と話します。

「以前は飛行機で帰るしかなかったのですが、松山空港から八幡浜まで遠いんですよ。車ならそのままスッと帰れるので、橋ができてホントに便利になりました」

ドライブが好きな水口さん。瀬戸大橋やしまなみ海道のインターチェンジを降りて、島を巡った思い出も。「途中、いろんな町に立ち寄るんです。海が透き通っていて、魚が見える場所もありますよ」。
現在は、お住まいの神戸から、神戸淡路鳴門自動車道、高松、もしくは徳島自動車道を通るルートで帰ることが多いとか。お気に入りの場所を聞くと、「松山道に入ってから見る、海沿いの景色は最高ですよ。幾つかトンネルを抜けて、海が見えた瞬間はホントに気持ちがいいんです。渋滞もないので、快適ですよ」

現役引退後、指導者になって約2年。
「人を教えるのは非常に難しいなあと思います。今は、(選手が)ヒットを打ったら一緒に喜んだり、打てなかったらへこんだり、選手と一体となってやっている感じです」

コーチは周囲の想像以上に大変な仕事。一年に一度は必ず田舎に帰って、心身ともに充電します。愛媛に帰るととれたての魚を食べられることが、何より幸せ。「ホントに新鮮。釣ったものしか、田舎は出さないですから」。
3人の息子さんと一緒に、無人島で遊ぶことも。「バーベキューをしたり、釣りをしたり、泳いだり。子供たちも大喜びします。やっぱり田舎には田舎の良さってありますよね」と、故郷の風景に思いを馳せる水口さんでした。


オリックス・バファローズ 打撃コーチ 水口栄二さん
PROFILE オリックス・バファローズ 打撃コーチ 水口栄二さん

水口 栄二

1969年1月9日生まれ、愛媛県出身。
背番号90。右投右打。
松山商業高校時代は、主将として夏の甲子園で準優勝。早大を経て、1990年ドラフト2位で近鉄バファローズに入団。好守巧打の内野手として活躍。
2001年には、不動の2番・セカンドで12年ぶりの優勝に貢献。2007年の現役引退後、一軍打撃コーチに就任。

オリックス・バファローズ 打撃コーチ 水口栄二さん

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