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情報誌「瀬戸マーレ」

インタビュー「瀬戸内と私」 Setomare Special Interview 010 Kenji Moriwaki

奥道後の山上から眺める夕日のきらめきに感激

タレント 森脇 健児さん

走る楽しさを伝える、人気のテレビ番組『走る男F』(東名阪ネット6 )で活躍中のタレント・森脇健児さん。マラソンで日本縦断を果たした『走る男』から、47都道府県の各100人との併走を遂げた『走る男Ⅱ』、そしてシリーズ第三弾となる現在まで、マラソンファンのみならず、全国のアスリート魂に火をつけています。

森脇さんのアスリートとしての経歴は、中学の陸上部から。「好きだからやっていますが、今、なぜ走っているかというと、『おいしいご飯を食べるため』なんですよ。マラソンのおかげでビールもうまいし、よく寝れるし。オールスター感謝祭(TBS)でも、スタート地点に立ったとき、『これ終わったら飲める!』と思うと、楽しくて仕方ないです」と、ユーモアたっぷりに話します。

番組で全国各地を訪れる、森脇さん。「しまなみ海道も、今治から尾道へ向かって走りました。途中で立ち寄った、大島の七輪バーベキューはうまかった!因島のはっさく大福もおいしかったなあ。生口島では60歳の還暦野球チームの方々と触れ合ったり。夜にはお宅へ伺い、ご飯もよばれました。淡路島を走ったときは、言葉が変わっていくのに気が付いて。兵庫県から入って、四国へ近づくと、関西弁から徳島弁へ変わっていくんですよ」と、瀬戸内の思い出もいっぱいです。

さらに、「奥道後温泉へは、子どもが小さい頃、家族旅行で毎年通っていました。ロープウエーで山上のバーベキュー会場へ行くと、瀬戸内の海へ沈む夕日が、こう、オレンジ色に輝いて」と、声のトーンが上がります。そんなときも、1時間のコースを自分で作り、走ることは欠かさない森脇さんです。

各地のマラソン大会に参加する森脇さんは、タレントや芸人による『森脇健児陸上競技部』を作り、今年から『女子部』も率いるなど、走ることから様々な縁を広げています。「マラソンをやっていて面白いのは、どんな出会いがあるんやろ、ということ。『走る男』の番組にはシナリオがないので、新しい出会いが本当に色々あります。びっくりするくらい古びた校舎の学校を見つけたとき、中に入ると、そこには天使の歌声を持つ少年合唱隊の子どもたちがいたり、ね」。マラソンを通して人をつなぐ、森脇さん。実はそのパワフルな魅力が、引き寄せているのかもしれません。

PROFILE タレント 森脇 健児さん

森脇 健児

1967年大阪府枚方市生まれ。中学から陸上部に所属し、高校時代にはインターハイも出場している。タレントとしての活動と平行して、マラソン大会への参加等、アスリートとしての活動にも力を入れている。

出演番組

「走る男」サンテレビ土曜夜9時30分から10時などで放映中

「森脇健児《村》」ラジオ関西・金曜夜7時から9時に放送中

「森脇健児の遊・わーく・ウィークリー」ラジオ関西・月曜から金曜の昼11時45分から12時に放送中

神戸マラソン(2011年11月20日開催)の折り返しまつりでMC予定。

KOBE MARATHON 2011

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