平成31年3月16日(土) 橋の科学館第37回講演会を開催しました。
第37回講演会は「しまなみ海道をサイクリストの聖地に」と題し、愛媛県県民環境部長 金子浩一氏より、日本で唯一高速道路を通行止め実施中の “瀬戸内しまなみ海道・国際サイクリング大会”の紹介と開催までの経緯、国内外に「サイクリストの聖地」としての認知が高まるきっかけとなったプレ大会(2013年)を中心にご講演いただきました。
講演の中では、大会の特徴や、本大会がタイムを競うレースではなく幅広く多くの方に参加していただくためにサイクリング大会とした件や、プレ大会時に発生した問題点やその解決方法、サイクリストへの環境整備の結果、海外でも取り上げられることが増え、しまなみ海道を訪れるサイクリストが年々増加していることなど世界中に誇れるサイクリングロードの素晴らしさを当日の大会映像も含め紹介いただきました。
当日は、実際にしまなみ海道を自転車で走ったことがある方など、幅広い年代の50名を超える多くの方に参加頂きました。質疑応答では、今後のしまなみ観光振興等について興味深い質疑応答もあり、充実した講演会になりましたことを事務局より感謝いたします。
次回は、6月14日(金)に、「目視を超えて橋を守る技術-赤外線カメラを用いた非破壊検査技術-」と題し、講演会を予定しています。
詳細はこちらをご覧ください。
http://www.hashinokagakukan.jp/news/shosai.php?id=128
講演会の様子
講師の金子氏