JB本四高速は、5月8日に韓国道路公社(Korea Expressway Corporation KECと略します。)と相互協力に関する覚書に調印しました。このような交流は、当社として初めてのことです。KECは、韓国全土の高速道路を建設している道路公社であり、現在、26路線3,447kmの高速道路と2橋の長大橋を管理・運営しています。また、今年度中には、韓国最長となる長大橋が完成する予定です。(中央径間長800mの仁川大橋。完成すると世界第5位の斜張橋となります。)
調印式は、駐神戸大韓民国総領事館から姜孝昇(カン・ヒョスン)領事を来賓として迎え、明石海峡大橋のすぐそば「橋の科学館」にて行いました。両機関を代表して、KECの姜本部長と当社の中村常務取締役が挨拶し、お二人が調印文書に署名しました。両機関はともにそれぞれの国を代表する長大橋を維持管理するとともに、高速道路を運営する事業者でもあり、お客様に安全、安心、快適に道路をご利用いただけるよう技術力の向上に努めるという共通の責務を有しています。
覚書に基づく活動については、今後、協議していきますが、長大橋の維持管理に関する技術情報の交換が主になると考えられます。本覚書締結を契機に、技術協力や人的交流を深め、技術力の向上とともに、国際協力および国際貢献を進めていく予定です。