‘技術協力’ カテゴリーのアーカイブ

JB本四高速は、5月8日に韓国道路公社(Korea Expressway Corporation KECと略します。)と相互協力に関する覚書に調印しました。このような交流は、当社として初めてのことです。KECは、韓国全土の高速道路を建設している道路公社であり、現在、26路線3,447kmの高速道路と2橋の長大橋を管理・運営しています。また、今年度中には、韓国最長となる長大橋が完成する予定です。(中央径間長800mの仁川大橋。完成すると世界第5位の斜張橋となります。)

調印式は、駐神戸大韓民国総領事館から姜孝昇(カン・ヒョスン)領事を来賓として迎え、明石海峡大橋のすぐそば「橋の科学館」にて行いました。両機関を代表して、KECの姜本部長と当社の中村常務取締役が挨拶し、お二人が調印文書に署名しました。両機関はともにそれぞれの国を代表する長大橋を維持管理するとともに、高速道路を運営する事業者でもあり、お客様に安全、安心、快適に道路をご利用いただけるよう技術力の向上に努めるという共通の責務を有しています。

覚書に基づく活動については、今後、協議していきますが、長大橋の維持管理に関する技術情報の交換が主になると考えられます。本覚書締結を契機に、技術協力や人的交流を深め、技術力の向上とともに、国際協力および国際貢献を進めていく予定です。

–JB本四高速のエンジニアが維持管理技術の向上に協力しています。–

1年半にもわたる技術協力プロジェクトによる指導の甲斐もあり、ケニア国内の道路補修は少しずつ改善が見え始めてきました。まだ十分ではないものの、機材を使っ
て品質の高い補修が行われるようになっています。さらなる向上を目指し、携帯型
バーナーの導入を行っています。舗装の下に留まっている水を乾燥させて、より迅
速に施工することが可能になります。左上の写真はバーナーのデモを行っていると
ころです。

本プロジェクトの終了に向け、ケニア道路補修チームに機材供与を行っています。
約10のチームに、アスファルトカッター、プレートコンパクタ、バーナーを配布しま
した。配布と同時に、各チームに3日間にわたる技術指導も行いました。
(右上:配布前のアスファルトカッター、左下:カッターの技術指導)

さて、3月の末をもって、ケニアでの技術協力はひとまず完了しました。JB本四高速の技術者はプロジェクトの終了と同時に日本に帰りました。ところで、ケニアのわたる君は?日本に戻った技術者の元に1枚の写真が送られてきました。シマウマと一緒に手を振るわたる君…。わたる君はケニアが一番みたいです。では、しばらくの間、さようなら。
トゥナクコサ・サナ(We miss you very much)!

JB本四高速では、一昨年より海外研修生を受け入れ、道路や橋梁の
設計・施工・維持管理に関する技術研修を実施しています!!

12月17日、阪神高速道路(株)を訪問し、「阪神高速道路の維持管理」「エクストラドーズド橋 唐櫃新橋の維持管理」「港大橋の耐震補強」などについて講義をしていただきました。午前中、急峻な六甲山系の斜面に建設された唐櫃新橋の維持管理、これまでに実施された点検の方法やその結果について勉強しました。

現地を視察した後、高速道路全般の維持管理、耐震補強工事が完成し、塗替え塗装工事が実施されている港大橋の補強方法を勉強し、「すべり支承」「座屈拘束ブレース」「落橋防止システム」「座屈長低減ストラット」など、斬新な耐震対策技術に興味を持ったようです。

夕方には、兵庫県南部地震によって被災した阪神高速道路の桁や橋脚、支承などが展示されている「震災展示館」を訪問しました。当時を物語る貴重な現物が、丁寧に保管されていることが一番印象に残ったようです。阪神高速道路株式会社の皆様、大変お世話になりました。続く・・・!(次はいよいよ最終回・・・)

JB本四高速では、一昨年より海外研修生を受け入れ、道路や橋梁の
設計・施工・維持管理に関する技術研修を実施しています!!

12月9日~11日の3日間、西日本高速道路株式会社の九州支社と下関管理事務所を訪問しました。まず9日は、九州支社にて管内の概要説明とともに、道路公団民営化の仕組みや民営化後の課題等について講義をしていただきました。

そして11日~12日は、同社下関管理事務所にて、高速道路の維持管理の概要と関門橋及び関門トンネルの維持管理について講義をしていただき、今年改装グランドオープンした古賀SAを視察しました。デパートやショッピングモールのような店内に、研修生たちも高速道路の中にいることを忘れてしまう程でした。また2ヶ月間にわたり、リフレッシュ工事が実施されている関門トンネルにて維持管理業務を視察し、関門橋の基礎から補剛桁、塔頂へと長大橋の点検指導も受けました。

研修生たちは、狭い管理路や急なはしごを実際歩いたり登ったりしてみて、維持管理の大変さを痛感したようです。西日本高速道路株式会社の関係者の皆様、大変お世話になりました。続く・・・!

JB本四高速では、一昨年より海外研修生を受け入れ、道路や橋梁の
設計・施工・維持管理に関する技術研修を実施しています!!

12月4日、国土交通省四国技術事務所を訪問しました。四国技術事務所には、技術者の研修用として土木構造物実習施設が整備されています。橋梁、カルバート、擁壁などの実物大の構造物があり、コンクリートの施工不良や鉄筋の配筋エラーなどが再現されています。それらを使って、どこが間違いなのか、どうして不良が発生したのかなどを説明していただきました。

また、コンクリート内部の鉄筋の有無を調査する機具の使い方を学び、構造物を破壊せずに、内部の状況を確認できる機具が多数開発されてきていることに研修生達は大変な驚きを見せていました。最近では、古い構造物でもその図面を作成できるようにまで進歩してきたようです。

その日の午後、日本道路(株)のアスファルトプラント工場を訪問しました。工場の概要、アスファルトの製造工程や工場における品質管理について、講義をしていただき、アスファルト舗装の敷設実験も実施していただきました。関係者のみなさま大変お世話になり、ありがとうございました。