‘技術協力’ カテゴリーのアーカイブ

JB本四高速では、昨年より海外研修生を受け入れ、道路や橋梁の
設計・施工・維持管理に関する技術研修を実施しています!!

10月28日、研修生が一番楽しみにしていた明石海峡大橋を視察するときがきました。まず、午前中、神戸側にある「橋の科学館」を訪問しました。これまでの講義で、さまざまな長大橋の技術紹介が行われてきましたが、より具体的な模型や実験で使用されたモデルなどを見て、ますますその規模と高度な技術に驚いたようです。特に、風洞実験に使用された実物の1/100の模型(それでも、全長40mあります。)は、写真で見るよりもはるかに大きく、衝撃的だったようです。


その後、神戸管理センターを訪問し、交通管制室にて神戸淡路鳴門自動車道の全体概要や管制室の業務内容について、紹介を受け、淡路SAにて昼食をとった後、いよいよ明石海峡大橋を視察。実物は想像を絶するほどの光景で、これまで関門橋、瀬戸大橋と訪問し、その度に長大橋の規模に驚いていましたが、それとは比べものにならないほど、印象的だったようです。

アンカレイジ、補剛桁そして塔頂へと、一歩一歩が未知の世界だったことでしょう。次回に続く・・・!もう一度Part1から読みたい方は、こちらへ→Part1Part2Part3Part4Part5

JB本四高速では、昨年より海外研修生を受け入れ、道路や橋梁の
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10月20日、21日および23日の3日間、当社が管理する瀬戸中央自動車道にて、道路及び橋梁に関する維持管理研修が行われました。20日は、岡山管理センターにて、道路のり面の補修工事、橋梁の塗替え工事や舗装の補修方法に関するレクチャー、現地視察が行われました。また、21日と23日は坂出管理センターにて、瀬戸大橋の維持管理の概要と鋼構造物の腐食対策、長大橋の塗替塗装工事、耐震補強工事等について講義が行われました。道路の維持管理を担当している研修生にとっては、身近な話題もあれば、難しい話題もあったことでしょう。


10月24日には、神戸に移動した後、長大橋の設計・施工・維持管理全般にわたる講義が行われました。研修期間が限られているため、訪問できなかった長大橋の写真や建設状況の紹介を受け、JB本四高速の技術に大変驚いていました。

次回に続く・・!
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10月22日の午前、国土交通省四国技術事務所を訪問しました。四国技術事務所には、技術者の研修用として土木構造物実習施設があり、各種土木構造物の施工不良や設計ミスが、実物大のモデルを使って再現されています。クイズ形式により、どこが問題なのか、わかりやすく説明をしていただきました。コンクリート内部の空隙の有無や鉄筋位置を調べる検査技術に大変関心を持ったようです。


その日の午後、日本道路(株)のアスファルトプラント工場を訪問しました。そこでは、アスファルトプラントの構成、アスファルト混合物の製造工程や品質管理について講義をしていただきました。また、アスファルトプラントの実機試験練りやアスファルト混合物の室内試験も実施していただきました。ここでも、排水性舗装の配合設計に興味を持ったようです。ケニア国に適した舗装なのでしょうか・・?

四国技術事務所および日本道路(株)の皆様、大変お世話になりました。続く・・!
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10月15日(水)~17日(金)の3日間、西日本高速道路株式会社の九州支社と下関管理事務所を訪問しました。15日は、同社九州支社にて、管内の概要説明とともに、道路関係公団の民営化の仕組みや民営化後の課題等について説明をしていただきました。ケニア国においても、研修生が所属する国の機関(道路省)から、道路の種別(国道、地方道、都市内道路)に応じて、3つの機関を分離独立させる民営化が進められており、先行した事例として、日本の民営化について、大変熱心に議論が行われました。


16日および17日は、同社下関管理事務所にて、高速道路の維持管理とともに、関門橋および関門トンネルの概要説明をしていただきました。その後、実際の維持管理業務を実習させていただきました。ヘルメット、安全帯、安全靴などを装着し、維持管理の大変さを感じていたようです。なお、実習後、事務所の皆さんの希望により、スワヒリ語の講義をすることになりました。大変充実した3日間でした。

西日本高速道路株式会社の関係者の皆様には大変お世話になりました。
ありがとうございました。続く・・!

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10月9日、ケニア国にて業務を実施したご経験のある技術者から、舗装の品質管理について講義をしていただきました。講師は、ケニア国のことを大変熟知されており、研修生にとって、説得力のある講義だったようです。その日の午後、羽田空港国際線地区整備事業における舗装工事を視察させていただきました。非常によく整理された現場で手際よく工事が進められており、講義どおりに実施されている品質管理の重要性が認識されたようです。


10日には、北関東自動車道(建設中)本線および休憩施設の舗装工事を視察しました。一般的な路床や路盤の工事を始め、最近、高速道路などで多用されている高機能舗装の工事など、幅広く舗装工事を視察することができました。この一週間で、舗装に関する知識が深められ、帰国後には活用してくれると思います。

2日間、たくさんの皆様にお世話になりました。ありがとうございました。続く・・!