‘道路の管理’ カテゴリーのアーカイブ

早速ですが、9月1日は○○の日…この○○には何が入るでしょうか??
答えは・・・ずばり『防災』で、毎年9月1日は防災の日です。ご存知でしたか?
この防災の日は、台風や地震に対して『災害への備えを怠らないように』との思いを込めて決められました。ちなみに、9月1日は関東大震災(1923年)により多くの人々が犠牲になった日です。
そこで、JB本四高速では、毎年9月初めに会社全体の防災訓練を実施しており、今年は本日、9月1日(月)に実施しました。


       [本社での訓練風景]       [管理センターでの訓練風景]

防災訓練では、大規模な地震で道路に災害が発生したと想定して、災害の情報収集と情報提供、道路の復旧方法と点検方法などの確認などを行いました。
災害が発生した時に、いち早く本四道路が利用できるよう、JB本四高速では日頃から『災害への備えを怠らないように』を心がけていきます。

6月1日から高速道路等では、道路交通法の改正により後部座席も
シートベルトを着用
しないと違反になります。(点数1点!!)

<<交通安全キャンペーン実施>>
兵庫県高速道路交通警察隊、兵庫県高速道路交通安全協議会、JB神戸管理センター及びJBハイウェイサービス(株)等では、高速道路をご利用のお客様へ正しくシートベルトを着用していただけるよう5月21日(水)、淡路サービスエリアにおいて、300セットのチラシ等を配布し、シートベルト着用の呼びかけを行いました。

しまなみ今治管理センターでは、4月21・22日に定期点検Aを行いました!

定期点検Aというのは・・・1年に1回、多くの社員で道路に異常がないかどうか実際に見て回る定期点検のことです。当日は、点検ルートや注意して点検する場所を確認した上で、各日4班に分かれて行いました!山中の点検では猪やスズメ蜂といった狂暴な生物にも出会うことがあり、警戒を必要とします!!また、高速道路脇を歩くときは、黄色の旗を振り、通行車両に注意していただきながら安全第一でくまなく点検しました。


点検の結果、大きな異常はありませんでしたが、道路脇の溝に落ち葉が溜まっている所が見つかったので梅雨時期までに堆積物撤去作業を終える予定です。点検の合間には、筍や山菜といった山の幸がちらほら点在していることを発見し、しまなみ海道が豊かな自然に囲まれていることを再確認した反面、時として大きな災害を引き起こす自然との調和についても重要な課題として考えていく必要があることを感じ取りました。

今後もお客様に安全、安心、快適に利用していただけるよう、日々の点検を怠らず努めていきます!!

最近、瀬戸大橋を渡っている際に、”いつもと何か違う”とお気づきになった方はいらっしゃいますか?正解は…標識板の文字が大きくなっているのです!!

       坂出北出口標識(施工前)         坂出北出口標識(施工後)
JB本四高速では、今年度より更新の時期を迎えた標識を対象に標識文字の拡大を実施しています。この標識文字の拡大にあたっては、淡路SA(下り)にて20代から70代までの計100名近くのお客様にご協力をいただいて、標識に関するアンケートを実施し、その結果に基づいて標識文字のサイズを決定しました。

   <アンケート内容>
   ①動いている時と止まっている時の標
   識の見え方の違いに関するアンケート
   ②文字の大小の違いによる標識の見
   え方の違いに関するアンケート
   この2点のアンケートにより、お客様か
   ら大変貴重なご意見をいただくことが
   できました。今後ともお客様が安全か
   つ快適に利用していただけるよう、努
   めていきたいと思っております。

また、瀬戸大橋では、明日4月12日(土)与島において、開通20周年記念「オープ
ニングイベント」を開催しますので、どうぞみなさま安全運転でお越し下さい!!

吊橋で最も重要なケーブルは、取り替えができないため、腐食させないように維持管理しなければなりません。このため、明石海峡大橋では、日本の吊橋で初めて、ゴムラッピングと乾燥空気送気設備によるケーブル防食システムを採用し、ケーブル内の湿度が40%以下になるように管理しています。
今回、200年以上の長期にわたる維持管理の基礎データを取得するために、明石海峡大橋のケーブルの腐敗状況調査を行いました。今回の調査は、西側ケーブルの中央径間に仮足場を設置したうえで、センターバンドすぐ横の乾燥空気の排気カバーを外し、さらに横のラッピング1m分を撤去し、実施しました。調査の結果、ケーブル素線は、排気カバー部、ゴムラッピング部とも予想どおり十分健全で、一部の亜鉛めっきに酸化亜鉛(白さび)が見られるものの鋼線の腐食(赤さび)は見られませんでした。                            (↓ラッピングを撤去したケーブル素線)


今後、サンプリングしたゴムを、室内試験で確認していきますが、十分計画以上の機能を発揮しているものと予想しています。今回のデータが、乾燥空気によるケーブル防食システムの実証データとなるものと期待しています。