2008 年 10 月 1 日 のアーカイブ

–JB本四高速のエンジニアが維持管理技術の向上に協力しています。–

ハム・ジャンボ(こんにちは)!前回(その4)に引き続き、最近のケニアでの活動について報告します!ケニア道路省の技術者たち約130人を一堂に集め、道路維持管理に関するセミナーが開催されました。日本から、道路行政、道路補修技術、予防保全の講師を招き、専門分野に関するプレゼンテーションを行いました。ケニア人技術者たちは、日本の道路維持管理体制やその技術に関するプレゼンを、熱心に聞き入っていました。プレゼンの後は、多数の質問が寄せられ、活発な議論が交わされました。講師が、スワヒリ語のことわざ「ウシポジバ・ウファ、ウタジェンガ・ウクタ(壁のひび割れは早いうちに直さないと、後から新たに壁を造らなければならなくなる)」を引き合いに出し、予防保全の重要性を説明すると、会場からは、賛同とともに大きな拍手が起こりました。


日本の講師の皆さんには、ケニアの道路の現状、新設道路の工事現場などを見てもらいました。現場の技術者とも意見交換が行われ、ケニアと日本の施工技術の違いなどについての見識を深めました。

さて、右下の写真で、日本人技術者と熱心に議論をするケニア人技術者(ピンクのシャツ)がいます。彼は、私たちのプロジェクトで一緒に働いている技術者ですが、これから日本を訪問し、一ヶ月間研修を受けます。(JBが主催します!)日本でいろいろなことを学んできてくれることを祈っています。彼の研修については、今後、連載する予定です。お楽しみに!あれ、ケニアのわたるもいます。↑「僕も日本に行きたい・・・。」