11月17日(土)に、明石海峡大橋のたもとにある「橋の科学館」において、「橋梁模型コンテスト」が開催されました。

これは、「土木の日(十一月十八日)」に合わせて毎年11月に開催されるイベントで、将来、土木技術者を目指す若者達を対象として行われる橋梁模型の製作コンテストです。
このイベントは、「土木の学校」及び「神戸市建設局」が主催し、JB本四高速は共催団体として参加しています。

当日は、あいにくの悪天候で風速15mを越える強風の中で開催され、模型搬入時には一部が壊れたチームもあったようです。

コンテストには13チームが参加し、専門審査員による完成度・技術度・デザイン性などの項目について審査され、会場来訪者の一般投票も考慮されています。

各参加チームによるプレゼンテーションの後、橋の模型の上を20kgの重りを乗せた台車を走らせ、橋の強度を調べるテストを行いました。台車を動かすと、きしみながら模型が大きくたわみ、運悪く壊れてしまう橋もありましたが、台車が無事に橋を渡りきると、会場から歓声と拍手が起きました。


参加チームによるプレゼンテーション

橋の強度テスト

審査の結果、最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞の3点が選ばれました。

最優秀賞 神戸市立科学技術高等学校
優秀賞 高知工業高校
審査員特別賞   高知工業高校定時制

審査員特別賞に選ばれた高知工業高校定時制チームは、橋の強度を調べるテストで残念ながら壊れてしまいましたが、その他の審査項目が高得点だったことで選ばれたようです。


最優秀賞 神戸市立科学技術高等学校


優秀賞 高知工業高校

審査員特別賞 高知工業高校定時制

これら3点の模型は、12月下旬まで「橋の科学館」に展示されています。