平成26年5月17日(土)、明石海峡大橋と明石海峡を目の前に臨む「橋の科学館」において、講演会が開催されました。

当日、大阪大学大学院 工学研究科 地球総合工学専攻 准教授 小野 潔氏から、「現在の大学における教育や研究の動向について -橋梁等の鋼構造物に関する研究を例に-」について講演して頂きました。

大阪大学の社会基盤(土木)の学生の動向については、平成6年度に初めて2名の女子学生が卒業、例年、1学年の女子学生の割合は1割程度であるが、女子学生の多い学年では3割程度にもなること、近年人気のある就職先が変化していることなど紹介して頂きました。

橋梁に関する研究の動向については、橋梁の維持管理に関する研究として、国内外の橋梁の損傷事例を紹介し、その対応策など解説して頂きました。

終盤には、社会基盤(土木)を学ぶ大阪大学院生2名から、自らの研究内容、土木を専攻した理由、プライベートな話など紹介して頂きました。

講演会には、明石高専の学生さんの姿もあり、特に学生の話には熱心に耳を傾けていたようでした。

参加者からは、社会に出るまでに、学校で教えておいて欲しいことなどの要望が寄せられました。

次回講演会は9月を予定しています。
なお、小中学生を対象とした夏休み自由研究教室を7月26日(土)に開催します。
詳細はこちらをご覧ください。

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 橋梁の損傷例  学生生活の様子を紹介
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  参加者からの質問に答える小野氏