11月15日(土)に、明石海峡大橋のたもとにある「橋の科学館」において、「橋梁模型コンテスト」が開催されました。

これは、「土木の日(十一月十八日)」にちなみ毎年11月に開催されるイベントで、将来、土木技術者を目指す若者達を対象として行われる橋梁模型の製作コンテストです。
このイベントは、「土木の学校」及び「神戸市建設局」が主催し、JB本四高速は共催団体として参加しています。

今回のコンテストには10校15チームが参加しました。

審査は、橋梁模型の課題条件を満足しているかの事前審査、専門審査員による完成度・技術度・デザイン性などの専門審査、移動載荷試験による耐久性・安全性の審査及び、会場来訪者の一般投票などにより審査されます。

各参加チームによるプレゼンテーションの後、橋の模型の上を20kgの重りを乗せた台車を走らせる載荷試験を行いました。残念ながら、台車の重さに耐えられず落橋したチームもありましたが、台車が無事に橋を渡りきると、会場から歓声と拍手が起きました。

どのチームも創意工夫に溢れた模型を製作し、来場者からも感嘆の声があがっていました。


参加チームによるプレゼンテーション

台車による載荷試験

審査の結果、最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞の3点が選ばれました。

最優秀賞 京都市立伏見工業高校(チーム伏見)

優秀賞 高知県立高知工業高校(高知工業橋梁模型班B)

審査員特別賞 京都大学大学院(構造デザインチーム)

これら3点の模型は、12月下旬まで「橋の科学館」に展示されています。
ぜひ「橋の科学館」にお越し下さい。