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橋を渡って親子でアート鑑賞

第2回 松山・今治発  平山郁夫美術館

施設外観

平山郁夫美術館 (広島県尾道市:生口島)

橋を渡って親子でアート鑑賞の紹介

さる3月3日(日)に実施した第2回「せとうち美術館ネットワーク 子どものアート感想文スペシャルツアー 橋を渡って親子でアート鑑賞」についてご紹介します。

  • ツアーの目的は、美術館やアートにあまり触れ合う機会がない子どもが美術館に行くことでアートや美術館を好きになってもらうことです。
  • 2回目の開催となる今回は、『松山・今治から橋を渡って「平山郁夫美術館」へ行こう!』と銘打って、愛媛県内の親子を対象に、しまなみ海道を渡り、生口島にある平山郁夫美術館を訪れるコースを企画し、参加者募集を行いました。
  • 募集段階では定員約30人(バス1台)の規模での実施を予定しておりましたが、定員を大きく上回る応募数となったため、急遽バスを2台に増便し、募集定員枠を拡大して実施することになりました。厳正な抽選の結果、21家族70名の方を当選とし、当日は17家族53名(こども:28名、大人25名)の方々に参加いただきました。

当日の行程

9:45
JR松山駅前発
11:00
本四高速 しまなみ今治管理センター発
バスでの活動(アートに関するゲーム等を実施)
11:30
大三島 多々羅しまなみ公園到着
(休憩・昼食)
(多々羅大橋をバックに記念撮影)
12:20
大三島 多々羅しまなみ公園出発
午後からは生口島に移動し、バス毎に2班に別れて活動
① 平山郁夫美術館での作品鑑賞(約1時間)
② 美術館近隣にある平山郁夫画伯が実際にスケッチを行った場所を散策するスケッチポイント巡り(約1時間)の2本立てのメニューで実施
(バス1号車は①②の順、バス2号車は②①の順で実施)
15:00
平山郁夫美術館出発
15:45
来島海峡SAで休憩
(来島海峡大橋をバックに記念撮影)
16:15
本四高速 しまなみ今治管理センター到着
17:30
JR松山駅前到着

当日の様子

バス車内での活動

バス車内での活動

バス車内では現役の小学校教諭であり現在鳴門教育大学大学院で美術教育学を専攻されている若井ゆかり先生の進行により、平山画伯の絵葉書を活用したアートに関するゲームを行いました。

アートに関するゲーム

アートに関するゲーム

「今日はどこへ行こうか」と聞こえてきそうな絵は?

アートに関するゲーム

アートに関するゲーム

親子でテーマを考えて、絵葉書を選んで、「展覧会」をつくりました。

多々羅大橋をバックに記念撮影

多々羅大橋をバックに記念撮影

昼食場所の多々羅しまなみ公園では、多々羅大橋をバックに、バス車内でのゲームで作成した「展覧会」 と一緒に家族で記念撮影。

多々羅大橋をバックに記念撮影

多々羅大橋をバックに記念撮影

多々羅大橋をバックに記念撮影

美術館鑑賞・作品解説

美術館鑑賞・作品解説

平山郁夫美術館の平山館長(平山画伯の実弟)から、子どもたちに語りかけながら、解りやすく解説していただきました。

鑑賞2

美術館鑑賞・作品解説

平山画伯が子供の頃に描いた絵日記に興味深々。

美術館鑑賞・作品解説

美術館鑑賞・作品解説

「せとうち美術館ネットワーク」のアドバイザーである鳴門教育大学大学院教授の山木先生からは、親子が美術館で鑑賞を行うことの意義等をご説明いただきました。

帰途

スケッチポイント巡り

スケッチポイント巡りでは、学芸員の説明で平山画伯が実際にスケッチした場所を実際に歩いて散策しました。
また、平山館長のご好意で、生家跡に建てられ、平山画伯が帰省の際に滞在された平山家を開放していただきました。

鑑賞2

スケッチポイント巡り

スケッチポイントには、大島石に平山画伯の絵が陶板に焼き付けられたオブジェが建っており、実際の景色との対比を家族で楽しまれていました。

鑑賞終了

鑑賞終了

鑑賞後、平山郁夫美術館で記念撮影。

来島海峡大橋をバックに記念撮影。

来島海峡大橋をバックに記念撮影。

帰路、来島海峡サービスエリアで休憩をとり、来島海峡大橋をバックに記念撮影。

今後の展開

ツアー終了時に参加者からいただいたアンケートからは、「バス車中のアートに関するゲームが楽しかった」「スケッチポイントの散策が楽しかった」「絵の鑑賞の要点がわかった」などツアー中の各イベントについては満足度の高い回答になりました

一方で美術館での鑑賞時間が1時間程度のスケジュールだったことから、「もっとゆっくり鑑賞したかった」「時間が足りなかった」等のご意見もいただきました。頂いたご意見については次回以降の企画に反映していきたいと考えています。