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第4回せとうち美術館サミット特別講演
瀬戸内地域の美術館相互の連携により、文化芸術の発展と地域の活性化を図るため、2008年10月に6施設で発足した『せとうち美術館ネットワーク』は、現在では44施設に拡大し、事業を展開しています。
「せとうち美術館サミット」は、『せとうち美術館ネットワーク』参加施設の代表者及びアドバイザーである学識経験者が、新規事業や美術館が日頃から取り組んでいる美術教育普及等について意見交換を行う定時総会です。
また、定時総会に併せ、美術教育普及などの演目で特別講演も毎回実施しています。
会場の様子
平成24年11月17日(土)広島県立歴史博物館(福山市)において、第4回目のせとうち美術館サミット特別講演を開催しました。
特別講演には、当ネットワークが取り組んでいる美術教育普及活動をPRするため、教育関係者をはじめとして一般の方々にも参加を呼びかけ、ネットワーク参加美術館等の代表者、アドバイザーの学識経験者及び一般の方々など、約100名の参加がありました。
「美術館を『開く』-小規模美術館の試み-」
講演では、板橋区立美術館 学芸員 弘中智子 氏からは、「美術館を『開く』-小規模美術館の試み-」と題し、『だれでも、ちょっとのぞいてみたくなる。だれでも、ちょっとつくってみたくなる。そんなたのしい、板橋区立美術館』をモットーとした、板橋区立美術館の『地域に開いた』美術館づくりの試みや、予算・人員・スペースが限られた“小さな美術館”ならではの工夫などを、ご自身の経験を含めてご紹介いただきました
「平山郁夫美術館の教育普及事業について」
平山郁夫美術館 館長 平山助成氏からは「平山郁夫美術館の教育普及事業について」と題し、平山郁夫美術館が実施している『平山郁夫美術館賞絵画コンクール』や『瀬戸内絵画教室』、『アートスクールバス』に代表される様々な子供向け教育普及活動等の取組み事例を、平山郁夫画伯の幼少期の作品やエピソードを交えてご紹介いただきました。
特別講演の様子
特別講演の様子