- 通り抜けや待ち合わせ、休憩スポットとしてもおなじみのエントランスホール。
中心にあるのは、香川の彫刻家・流政之の作品「ながれバチ」
高松市美術館では、戦後日本の現代美術と20世紀以降の世界の美術、香川の漆芸・金工を核に、1,500点以上をコレクション。イサム・ノグチや横尾忠則、奈良美智、村上隆、マチス、ウォーホルなど、巨匠からポップアートまで、年代やジャンルの幅広さ、質の高さは日本有数といわれています。
関西圏の人にはなじみが薄いかもしれませんが、実は香川は〝漆芸王国〟。江戸時代に彫漆や蒟醤といった香川独特の技法を築いた玉楮象谷をはじめ、人間国宝・磯井如真、音丸耕堂の作品など、それはもう息をのむ美しさ。常設展でいつでも鑑賞できるので、「japan (=漆器)」の技と心にふれてみては?