‘わたるレポート’ カテゴリーのアーカイブ

国産ジーンズ聖地の岡山県倉敷市児島地区は、干拓で作られた土地で稲作には不向きであったことから、古くから木綿の栽培が盛んに行われていた「繊維のまち」でした。そこで、その木綿を使って作業服や足袋、学生服などを生産していく中で培われた縫製技術を活かし、「初の国産ジーンズ」が作られました。

この“国産ジーンズ発祥の地”には、「ジーンズヴィレッジ」と「ジーンズストリート」があります。国産ジーンズが誕生した当時の工場の様子を窓越しに見る「縫製工場」や、本場アメリカでのジーンズ誕生の歴史がわかる「ミュージアム1号館」、国産ジーンズ関連の展示に特化した「ミュージアム2号館」などの建物があります。今では誰もが当たり前のように着用するジーンズ製品ですが、その歴史に触れてみるのはいかがでしょうか?

また、今週末の10/22(土)から23(日)には児島ボートレース場で「2016せんい児島瀬戸大橋まつり」が開催されます。「せんいの街 児島」ならではの地元メーカーを中心とした即売テントが多数出店し、地元下津井の「たこ飯」等の飲み食い横町も大人気。行楽の秋、国産ジーンズの聖地“児島”へ今週末はGOです!!

今年の夏も猛暑が続いています。今日は特に暑かったので、普段から気になっていた『行列のできる今治のかき氷屋さん』に行ってみることにしました。案の定、私が到着した時には既に行列ができていました。

30分ほどの待ち時間でしたが、並んでいる間にオーダーを聞いてくださり、行列のできるほどのかき氷とはどんな味なのかと想像を膨らませていました。

一番人気のいちご味は売り切れだったため、ブルーベリー味といよかん味のかき氷をいただきましたが、今日のような暑い日にピッタリの冷たくて美味しいかき氷でした。

ぜひ皆さんも今治の「かき氷屋」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

行列のできる今治のかき氷屋さん 行列のできる今治のかき氷屋さん

 3年に1度開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」に行ってきました。神戸三宮フェリーターミナルからフェリーに乗り、明石海峡大橋をくぐり抜けると瀬戸内海に浮かぶ島が見えてきます。

 小豆島や直島をはじめとする島々には魅力的な作品が多くちりばめられており、まるで宝探しをしているかのような気分になりました。多くの作品の中でも特に印象的だったのは、小豆島の中山にある「オリーブの夢」です。竹を約4000本使用した巨大ドームとなっており、中へ入ると竹の香りに包まれた広々とした空間が広がっていました。

 皆様も瀬戸内の美しい海に囲まれた島々でゆっくりとしたひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

 昨年、平成27年4月にリニューアルオープンした「大浜PA下り線」のフードコートにおきましては、「神明鶏(しんめいどり)の天ぷら定食」など地元産品を使用したメニューの他に、「尾道ラーメン」なども人気がありますが、今回は、隠れたオススメの一品をご紹介させていただきます。

 商品名を聞いて、平凡だと思われるかもしれませんが、その名は「わかめうどん」です。確かな美味しさはもちろんのことですが、オススメのポイントは低価格です。四国の「うどん屋さん」にはかなわないかもしれませんが、その気になるお値段は、なんと330円!!(100円追加で麺ダブルにもなります。)

 定食や丼物を食べたけど少し物足りない時、最初からガッツリ食べたい時の追加の一品として、脇役かもしれませんが、この「わかめうどん」が力を発揮します。

 旨味たっぷりの「昆布&カツオだし」を使用した「わかめうどん」は、お腹にもお財布にもやさしい一品です。大浜PA下り線にお立ち寄りの際には、是非ともご賞味下さい。

わかめうどん
わかめうどん

旧淡路町岩屋は、地域に伝わる歌に「古き御世より歌人の 歌に詠まれし淡路島 その北端の港こそ 千代に動かぬ岩屋港」とあるように古くから数多くの歌人に詠まれています。その中から淡路町に纏わるものを一つ紹介したいと思います。

《来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身も焦がれつつ》

これは、小倉百人一首に撰歌されている藤原定家が詠んだ歌で、明石海峡を眺める松帆の浦で夕凪に焼いている(干し乾かす)藻塩のように、来ない想い人に恋焦がれているという意があるようです。

わたるレポート「岩屋探訪」