国産ジーンズ聖地の岡山県倉敷市児島地区は、干拓で作られた土地で稲作には不向きであったことから、古くから木綿の栽培が盛んに行われていた「繊維のまち」でした。そこで、その木綿を使って作業服や足袋、学生服などを生産していく中で培われた縫製技術を活かし、「初の国産ジーンズ」が作られました。

この“国産ジーンズ発祥の地”には、「ジーンズヴィレッジ」と「ジーンズストリート」があります。国産ジーンズが誕生した当時の工場の様子を窓越しに見る「縫製工場」や、本場アメリカでのジーンズ誕生の歴史がわかる「ミュージアム1号館」、国産ジーンズ関連の展示に特化した「ミュージアム2号館」などの建物があります。今では誰もが当たり前のように着用するジーンズ製品ですが、その歴史に触れてみるのはいかがでしょうか?

また、今週末の10/22(土)から23(日)には児島ボートレース場で「2016せんい児島瀬戸大橋まつり」が開催されます。「せんいの街 児島」ならではの地元メーカーを中心とした即売テントが多数出店し、地元下津井の「たこ飯」等の飲み食い横町も大人気。行楽の秋、国産ジーンズの聖地“児島”へ今週末はGOです!!