東京都四谷:「土木図書館」で本四架橋記録映像が上映されました!!

「土木学会 土木図書館」(東京四谷外濠公園内)では、貴重な土木技術記録映像を一般公開する「イブニングシアター」を定期的に開催しています。さる7月9日(水)18:00より、「瀬戸大橋開通20周年~瀬戸内海を結ぶ~」をテーマに、土木学会映画コンクール賞に輝く2作品が上映されました。

① 「本州四国連絡橋-児島・坂出ルート」
(1987年 ☆土木学会映画コンクール第13回最優秀賞受賞作品)
道路鉄道併用橋ならではの10両連結電気機関車走行テストシーンから始まり、吊橋海中基礎、塔、主ケーブル、補剛桁建設までの30年にわたる地道な基礎研究にも言及し、海底50mから海上200m、長さ10kmにわたり展開された瀬戸大橋建設の全貌をまとめ上げた総集編的作品です。


② 「環境と景観-来島海峡大橋の建設」
(2000年 ☆土木学会映画コンクール第19回優秀賞受賞作品)
「瀬戸内しまなみ海道」のうち最も四国側に位置する世界初の3連吊橋「来島海峡大橋」。瀬戸内海国立公園の自然と織りなす景観美を実現するため、いかなる配慮がはらわれ、新技術を導入したか?を判りやすく紹介する作品です。


8月には夏休み企画として、「国づくりの歴史アニメ研究会」と「親子で楽しむ土木の技術」をテーマに2回の上映会が開催されます。
秋以降も様々な貴重映像がラインアップされている「イブニングシアター」。土木技術映像委員会HPから参加申し込み(参加無料)ができます。みなさまも「すばらしい土木技術をもういちど」を体感してみてはいかがですか。