–JB本四高速のエンジニアが維持管理技術の向上に協力しています。–

ケニア国では、道路の維持管理技術を向上させるためのプロジェクトが進行しています。プロジェクトは三年計画で策定され、今年は、その最終年度、仕上げの年に当たります。ケニアの道路はこれまで適切に維持管理されなかったため、日常生活や物資の輸送に多大な支障が出ています。たとえば、下の写真のように、道路の排水設備に投棄されたゴミがつまって池のようになっていたり、舗装が甚だしく損傷したりしている様子はそこら中で見かけられます。


さて、本プロジェクトの目的は、小規模な損傷に対する迅速な補修方法や点検・評価・補修計画の作成といった維持管理全般の流れを習得してもらうことです。プロジェクトチームのメンバー(写真)をはじめケニアの方々は、”ハクナマタタ(問題ない)”の精神で”ポレポレ(ゆっくり)”な仕事ぶりですが、大変熱心なメンバーもいます。プロジェクトでは、写真のように、技術向上のための具体的な指導を行っています。

これから、ケニア国の紹介も含め、技術協力の様子を連載いたしますので、お楽しみに!それでは、トゥタオナナ・テナ、クワ・ヘリ(また会いましょう、さようなら)