橋梁維持管理セミナーのため、8月エチオピアに約1ヶ月行ってきました!!
エチオピアは人口約7,500万人、面積は日本の約3倍です。アフリカで植民地にならなかった唯一の独立国で、コーヒーの発祥国としても有名です。今回のセミナーでは、エチオピア道路公社等で実際に橋梁の維持管理を担当している技術者を対象に、予防保全(早期点検・早期補修)の重要性や、維持管理にあたっては設計・材料・施工の基礎知識と経験が必要なことなどを説明しました。セミナーは受講生の反応を見ながら進めるため、1回あたり25名程度とし、エチオピア国内を南北の2区分に分け、5日間ずつ2回実施しました。セミナー終了時には、JICAエチオピア事務所より受講修了書が手渡されました。
エチオピアの橋は、鉄筋コンクリート桁橋とアーチ橋が大部分です。これは完成後10数年の鉄筋コンクリート桁橋ですが、たわみが大きく、典型的なひびわれが入っており、設計・施工に課題があるものと思われます。↓
首都アジスアベバは、標高2,400mの高地であり、8月は雨期のため毎日雨が降り、かなり肌寒かったです。この間2回ほど雹が降りました。
市内ではロバ、山羊や羊なども見かけます。エチオピアはユリウス暦を採用しており、今年の9月11日にニューミレニアム(新千年)の記念式典が行われるとのことで、市内の広場や大通りでは飾り付けがされていました。。。