平成28年5月14日(土)明石海峡大橋を目の前に臨む「橋の科学館」において、講演会が開催されました。

当日は、明石工業高等専門学校、都市システム工学科教授の鍋島康之氏から、「橋の仕組みと構造を模型で学ぼう」について講演して頂きました。

発泡スチロールや模型等を用いた説明に加え、参加者の皆様にも実際に教材を使って体験して頂くことで、橋の仕組みや構造が感覚的にとても分かり易く伝わってきました。

橋の構造形式には、桁橋、トラス橋、アーチ橋、斜張橋、吊橋があり、橋の支間長などで使い分けられているといった説明の後、橋毎の特徴を説明して頂きました。

桁橋については、H型の鋼材が何故使用されているのかを普通に説明すると、断面二次モーメントの計算式などの難しい説明になってしまうところ、発泡スチロールの棒を用いた簡単な実験を行い、小さい子供たちにも分かり易く説明して頂きました。

また、三角形を組み合わせて作られている構造のトラス橋については、ハウトラス、プラットトラス、ワーレントラスなど、多くの種類があること、そしてストローとジョイントを使って立体的に構造を勉強するための教材として作成したストローブリッジの紹介をして頂きました。会場では、参加者の方にもストローブリッジの教材が配られました。

吊橋については、明石海峡大橋の約1,000分の1スケールの模型を、会場に来ていたお子さんたちに手伝って頂きながら作成し、その上にプラレールを走らせることで吊橋がどのような動きを見せるかを説明して頂きました。

講演後、参加者から、「橋の形によって寿命に差はあるのですか。」という質問があり、鍋島氏より、「橋の形というより、メンテナンスの頻度による差が大きく、橋はメンテナンスをすればするほど長くもちます。」と回答して頂きました。

次回講演会は9月を予定しています。
7月、8月は、夏休み自由研究教室を開催致します。

 橋の科学館講演会「橋の仕組みと構造を模型で学ぼう」の写真:会場の様子
会場の様子
橋の科学館講演会「橋の仕組みと構造を模型で学ぼう」の写真:ストローブリッジの紹介&配られた教材を手に取る参加者
ストローブリッジの紹介

配られた教材を手に取る参加者
橋の科学館講演会「橋の仕組みと構造を模型で学ぼう」の写真:吊橋の模型にプラレールを走らせる様子
吊橋の模型にプラレールを走らせる様子
橋の科学館講演会「橋の仕組みと構造を模型で学ぼう」の写真:参加者からの質問に答える鍋島氏
参加者からの質問に答える鍋島氏

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