平成29年8月25日(金)、橋の科学館入館無料キャンペーン特別イベントとして、夏休み自由研究教室を開催しました。
今回は、小学校低学年を対象とした「いろいろな橋」について、午前1回、午後2回に分けて行いました。(定員20名/回)
平日にもかかわらず、75名の方に参加頂くほどの大盛況となり、急遽座席を増やして対応しました。
教室では、桁橋、アーチ橋、トラス橋を中心にそれぞれ橋の特徴や仕組みなどを割り箸と輪ゴムで作った教材を用いるなどして説明しました。
また、1枚の紙を使いそのまま台に載せた桁橋、台で支えたアーチ橋、じゃばら状に折り曲げて作ったトラス橋をそれぞれ作り、その上にコインを乗せ、橋の強度を体感したりと、実験を通じいろいろな橋のちがいについて学んで頂きました。
説明の後、「橋の博士」になった皆さんには、ストローとひねもすジョイントを用いてストローブリッジを作製して頂きました。設計図、見本もない中で、それぞれオリジナルの橋を作って頂きました。悪戦苦闘しながらも、想像力、個性あふれる思い思いの“橋”が完成しました。
最後に、「対決!」と称し、スタッフが作製した、2つの形式の異なるストローブリッジどちらがより大きい荷重に耐えられる強い橋かを予想してもらいました。
いざ対決!ストローブリッジの重さは、小指でも持てる約10グラムの軽さですが、その軽い橋で作ったトラス橋が2.5㎏の重さにも耐えることが出来、これには、「スゴイっ!」と本日一番の歓声があがりました。
1時間と短い時間でしたが、本州四国連絡橋をはじめ、身の周りにある橋について少しでも興味をもっていただけたなら嬉しく思います。
講義の様子
みなさん真剣に聞いています
割り箸と輪ゴムを使って橋の仕組みを説明
コインを何枚乗せられるかな
(紙とコインを使った実習)
個性あふれる
ストローブリッジ作製中
対決!どちらの橋が強いかな!?