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せとうち美術館サミット活動記録

第10回せとうち美術館サミット特別講演会

「せとうち美術館サミット」は、『せとうち美術館ネットワーク』参加施設の代表者等及びアドバイザーである学識経験者が、新規事業や美術館が日頃から取り組んでいる美術鑑賞教育の普及等について意見交換を行う定時総会です。

平成30年度の「せとうち美術館サミット」を11月17日(土)、岡山市内で開催いたしました。

サミットでは、『せとうち美術館ネットワーク』の事業報告ののち、参加施設を代表して岡山市立オリエント美術館から美術教育普及の取組状況の発表及び意見交換を行い、自由討議ではアドバイザーから事業の改善点などについてご提言をいただくなど、非常に有意義なサミットになりました。

「せとうち美術館サミット」の様子
「せとうち美術館サミット」の様子

また、同日サミットの前に、岡山県立美術館において一般の方々を対象にせとうち美術館ネットワーク特別講演会を開催しました。カリフォルニア州立大学チコ校教授 徳 雅美氏と、公益財団法人大原美術館名誉館長 大原 謙一郎氏のお二方を講師としてお招きし、美術鑑賞教育や美術館の役割についてご講演いただき、約140名の聴講者に参加いただきました。

講演の概要は次のとおりです。

『日米の相違IN学校&美術館:美術教育はどこへ行くのか?』

カリフォルニア州立大学チコ校教授 徳 雅美氏

「アメリカの美術教育は、日本の感性教育とは異なり、美術鑑賞教育が重視されている。また、美術の科目が他の教科とも密接に連携している」などと紹介していただきました。

>>当日の配布資料

>>当日の講演資料

『美術館の楽しみ方と働き方』

公益財団法人大原美術館名誉館長 大原 謙一郎氏

大原美術館の歴史や活動を題材に、「日本をクリエイトしているのは、世界一流の地元であり、美術館が『地元の魂』を支えるために働くことによって、新しい時代をクリエイトしていくことができる」などと紹介していただきました。

特別講演会の様子
特別講演会の様子

特別講演会の様子
特別講演会の様子