たまごと醤油で白いご飯をぐぐっといただく、たまごかけご飯。
このシンプルな料理「たまごかけご飯」は、美咲町出身の岸田吟香という明治時代のジャーナリストが日本に広めたといわれています。
町内に西日本最大の養鶏所「みさきファーム」があることから、美咲町では2008年より町おこしとして「たまごかけご飯」店を始めました。その第2店舗となるのが、民間出資店の「たまごかけごはんの店~らん~」です。
店主の牧陽子さんは、「うちで使っているのは、みさきファーム『森のたまご』の中でも特にL玉です。大きくてしっかりした味にファンが多いんですよ」。なるほど、とろりと、うまみの凝縮した味です。お米も一番おいしいものをと、探して行きついた柵原米を使用。同じく柵原の黄ニラを素材にした、もっちり『水餃子』を定食に加えています。
「お好みで、6種類のたれをかけて召し上がって下さい。黄ニラ入りが人気ですよ」と、牧さん。
ほかほかのつややかなご飯に、溶き卵をかけて混ぜれば、黄金色に輝くご飯が誕生。一口食べたら、たれをかけてまた一口。それぞれのたれで異なる味わいを、目いっぱい楽しみました。
- 溶き卵を手早くかき混ぜて、あつあつのうちにパクリ。6種類のたれは、黄ニラだれに、ピリ辛のネギだれ、あっさりしたシソだれ、風味豊かなゴマだれ、海苔だれに、辛めのラー油入りだれ