2008 年 4 月 のアーカイブ

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4月5日(土)淡路サービスエリア(下り線)において、神戸淡路鳴門自動車道10周年記念事業のオープニングセレモニーが、快晴のなか行われました!!セレモニーでは、全線が開通した平成10年4月5日に生まれ、この日に満10歳を迎えた神戸市、淡路島、徳島県の地元小学生6人が開会宣言をし、井戸兵庫県知事、飯泉徳島県知事、伊藤社長とともに記念事業実行委員会代表者の方々とくす玉を割り、お祝いをしました。

また、淡路島出身の女優、宮地真緒さんも出席し、式典に花を添えていただきました。当社のシンボルキャラクター「わたる」に、この日が初お目見えのピンクわたるとグリーンわたるが加わり、兵庫県の「はばタン」、徳島県の「すだち君」、明石市の「時のわらし」といっしょに会場を盛り上げました!!

  セレモニー終了後、宮地真緒さんに淡路島の
  好きな食べ物やおすすめスポットなどをインタ
  ビューしました!!淡路っ子しかわからない
ような美味しいものがでてきました。。。

明日、宮地真緒さんにインタビューした内容をお送りします。お楽しみに!!

–JB本四高速のエンジニアが維持管理技術の向上に協力しています。–

ハバリ・ザ・シク・ニンギ(お久しぶりです。お元気ですか)?今回は、道路点検の指導状況について紹介します。ケニアの道路は、適切な維持管理が行われていないため、とてもひどい状態になっています。日本では、定期的に行われる点検の結果に基づいて補修計画が立てられますが、ケニアでは、点検が行われていないため、合理的に補修されていないことが多く、結局、それが、品質の低下につながっています。


そこで、本プロジェクトでは適切な道路点検、さらにはそれに基づいた補修計画の策定を指導しています。まずは道路の距離標を作ることから始め、そして、200mごとに道路、路肩、排水溝、のり面、防護柵などの変状を記録していきます…。

  さて、チョコレート色の物体が点検員と話しを
  しているようですが…あれ?あれって?わたる
  君!?でも、ちょっと色が・・・どうやら、JBの
  わたる君の遠い親戚、ケニアのわたる君です!

ケニアのわたる君が、これから、プロジェクトの手伝いをしながら、進捗状況を報告してくれるそうです。早速、打ち合わせにもでてもらいました。わたる君、アサンテ・サナ(どうもありがとう)!

吊橋で最も重要なケーブルは、取り替えができないため、腐食させないように維持管理しなければなりません。このため、明石海峡大橋では、日本の吊橋で初めて、ゴムラッピングと乾燥空気送気設備によるケーブル防食システムを採用し、ケーブル内の湿度が40%以下になるように管理しています。
今回、200年以上の長期にわたる維持管理の基礎データを取得するために、明石海峡大橋のケーブルの腐敗状況調査を行いました。今回の調査は、西側ケーブルの中央径間に仮足場を設置したうえで、センターバンドすぐ横の乾燥空気の排気カバーを外し、さらに横のラッピング1m分を撤去し、実施しました。調査の結果、ケーブル素線は、排気カバー部、ゴムラッピング部とも予想どおり十分健全で、一部の亜鉛めっきに酸化亜鉛(白さび)が見られるものの鋼線の腐食(赤さび)は見られませんでした。                            (↓ラッピングを撤去したケーブル素線)


今後、サンプリングしたゴムを、室内試験で確認していきますが、十分計画以上の機能を発揮しているものと予想しています。今回のデータが、乾燥空気によるケーブル防食システムの実証データとなるものと期待しています。

 

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