☆3月4日、多々羅大橋を上回る規模の斜張橋、昴船洲大橋の視察☆

完成すれば、斜張橋として世界二のスパン長になる昴船洲大橋(Stonecutters Bridge)を視察しました。本橋は、香港国際空港と市街地を結ぶ道路の代替ルートとして建設されているところです。多々羅大橋の中央径間長890mに対し、昴船洲大橋は1018mにも達します。また、塔の高さは298mあり、これは、明石海峡大橋の塔の高さを上回る規模です。本橋の完成は、2009年夏ごろとのことです。


        [西側の塔]            [搭上部のステンレス製鋼板]
昴船洲大橋は、本四連絡橋と同様海上に建設されていることから、耐久性を確保するために、さまざまな技術が採用されています。コンクリート製の塔の中間部から上には、美観の保持と維持管理費を削減する観点から、外面にはステンレス製の鋼板が、中間部より下には、ステンレス製の鉄筋が使用されています。


      [東側の塔頂より]             [桁の上面の工事風景]
桁の中には、錆の発生を防ぐため、一部の本四連絡橋と同様に、乾燥空気を送るシステムが導入されます。路政署のみなさん、2日間お世話になりました!!