3月3~4日、当社の技術社員が中華人民共和国香港特別行政区政府路政署を
 訪問し、長大橋技術についての情報交換及び香港の長大橋を視察してきました。

☆3月3日、香港九龍にある路政署(Highways Department)を訪問☆


路政署から、担当業務の概要説明、長大橋の維持管理および観測データの分析結果等をプレゼンしていただき、JB本四高速からは、本四連絡橋プロジェクトの紹介、長大橋の維持管理およびケーブル振動の状況等について説明し、情報交換を行いました。特に、維持管理用の設備について、いくつか質問がありました。


 [当社社員によるプレゼンテーション]        [記念品等の交換]
その後、青馬大橋(Tsing Ma Bridge)、汲水門橋(Kap Shui Mun Bridge)
および汀九橋(Ting Kau Bridge)の長大橋3橋を視察しました。これらは、香港国際空港と市街地を結ぶ道路のほぼ中間にあります。先の2橋は、瀬戸大橋と同様、道路と鉄道の併用橋です。その当時の旧本四公団が、鉄道を通すために、瀬戸大橋の技術を活用した技術協力を行いました。


 [汀九橋(Ting Kau Bridge)全景]  [青馬大橋(Tsing Ma Bridge)塔頂より]
これらの橋は、台風の常襲地域に位置しているため強風時における安全性の確保や、高温多湿の気象に配慮した構造物の保全に重点がおかれていました。
次回Part2(3月4日)は、2009年夏ごろ完成予定の昴船洲大橋(Stonecutters Bridge)視察の様子をお送りいたします。お楽しみに!!