平成30年1月27日(土)、橋の科学館第31回講演会を開催しました。

 第31回講演会は「道路橋の話」と題して、国立研究開発法人 土木研究所 構造物メンテナンス研究センター 橋梁構造研究グループ 上席研究員 玉越隆史氏にお話を頂きました。

 今回の講演では、道路橋の維持管理の重要性について、道路橋で問題となっている劣化・損傷状況などの事例とともに紹介して頂きました。

 はじめに、構造力学の視点から各種橋梁の構造、さまざまな自然災害への対策、橋を襲うさまざまな劣化現象の仕組み、道路法をはじめとする各種政令・省令について説明して頂きました。

 次に、予測不能な損傷事例や自然現象の影響について、熊本地震や東日本大震災等で被害を受けた橋梁の写真も交えながら丁寧に解説され、解明できていないことが多い中にあって、経済性と安全性の両立をめざす土木研究所の取組について紹介して頂きました。

 講演を通して、専門的な話題にも関わらず、講師の分かりやすく軽快な解説と随所にちりばめられたクイズで盛り上がり、質疑応答時間では、今後の橋梁の補修・点検などについて参加者と活発なやりとりがありました。

 時節柄、当日は、冷たい寒い風が吹く日でしたが、50名を超える盛況であったこと事務局より感謝いたします。

 次回の講演会は、平成30年3月17日(土)に開催されます。世界道路協会 道路橋委員会前委員長(元本州四国連絡橋公団理事) 加島聰氏より、「世界の長大橋」と題してご講演頂く予定です。

詳細はこちらをご覧ください。
http://www.hashinokagakukan.jp/news/shosai.php?id=115

会場の様子
会場の様子

橋の構造について
橋の構造について

参加者からの質問に答える玉越氏
参加者からの質問に答える玉越氏

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