令和元年8月4日(日)、「橋の日」にちなみ、橋の科学館入館無料キャンペーン特別イベントとして、小学4年生から中学3年生を対象に、夏休み自由研究教室を開催しました。
教室では、1枚の紙を使いそのまま台に載せた桁橋、台で支えたアーチ橋、じゃばら状に折り曲げて作ったトラス橋を作り、その橋の上にコインを乗せることにより、それぞれの橋の強度を体感したりと、実験を通じ橋の形式の違い、特徴について学んで頂きました。
説明の後、「橋の博士」になった皆さんには、設計図、見本もない中、悪戦苦闘しながらもそれぞれオリジナルのストローブリッジ橋を作って頂きました。
実験コーナーでは、「対決!」と称し、2つの形式の異なるストローブリッジについて、どちらがより大きい荷重に耐えられる強い橋かを予想してもらいました。なんと小指で持てる約10グラムの軽さのトラス橋は、2kgの重さにも耐えることができ、これには「おおっ!」と歓声があがりました。
その後、待ちにまった明石海峡大橋の見学。普段立ち入ることができない場所で、あらためて世界一の明石海峡大橋の大きさ、高さを実感していただきました。
約2時間の短い時間でしたが、本州四国連絡橋をはじめ、身の周りにある橋について少しでも興味をもっていただけたなら、「橋の博士」の第一歩!事務局として嬉しく思います。
総勢29名の皆様、ご参加ありがとうございました。
個性あふれる
ストローブリッジ作製中
講義の様子
みなさん真剣に聞いています
ヘルメットを被り管理路を通る現場実習中
対決!どちらの橋が強いかな!?