2008 年 2 月 19 日 のアーカイブ

「四国・瀬戸内の新しい旅の創造」をメインテーマに観光促進
懇談会が2月4日(月)に開催されました。


 今回は、ごぜうた・民謡・三味線の弾き
 語りでご活躍の月岡祐紀子さんをゲスト
 にお招きして、「女性が放浪できる地・
 四国」のご講演を頂き、またパネラーと
 して作家武田久子さんと四国58番札所
 の仙遊寺住職小山田憲正さんをお招き
 し、お話を聞かせて頂きました。
 (←写真の左から武田久子さん、
  月岡祐紀子さん、小山田憲正さん)

月岡さんは、東京生まれの東京育ち。おへんろ歩きに挑戦した理由は、高校時に盲目の女旅芸人の芸能、瞽女唄と出会い、大学卒業時、瞽女の旅を追体験したいとの思いからでした。女性ひとりへんろ歩きの不安の中、村や里の人達からのお接待で大変励まされたこと、四国の大自然に感動したことなど都会から訪れる女性おへんろさんの気持ちを率直に話してくれました。地元松山出身の武田さんは、平凡な日常から出てみたい、50歳を過ぎて母から解放されたいとの思いから、おへんろに出た時のことを・・・女性なら一度は考えるいろんな思い、おへんろ歩きで気づいた数々を語ってくれました。住職の小山田さんは、おへんろさんを通じて、四国のやさしい所、自然の豊かさを感じてほしい。人間同士のつながりを大切にするおへんろ歩きは、今までの人生観を大きく変え、素の自分と向き合える良い機会。多くの方におへんろ歩きをお勧めしたいと熱い思いを話されました。この懇談会の詳しい内容は、四国旅マガジンGajaで掲載されるとともに、当社観光HPで公開される予定です。お楽しみに!!