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しまなみ海道の樹木伐採を行っています

 しまなみ海道は、最も古い区間で供用から40年近くが経過しており、法面等の樹木が大きく生長しています。そのため、台風などの強風で樹木が倒れてお客様に被害を与えることのないように、伐採を行っています。中には、10mを超える樹木もあるので、高所作業車やクレーン車を使う必要があり、片側交互通行規制をすることとなるため、お客様にご迷惑をおかけしています。このため、同じ片側交互通行規制区間内で、舗装の点検や補修(写真はひび割れ部のシーリング)を合わせて行うなど、できるだけ交通規制を減らすよう努めています。今後もお客様に安全、安心、快適に利用していただけるよう、日々の維持管理に努めてまいりますので、高速道路上での一時停止など、大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

 
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吊橋メインケーブルの温湿度測定を実施しました

今年も来島海峡大橋のメインケーブルの温湿度測定を実施しました。

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JB本四高速では、吊橋のメインケーブルを錆びさせないようにケーブル送気乾燥システムを導入しています。

メインケーブルは、亜鉛メッキした太さ約5mmの鋼線を約1万3千本(来島海峡第二大橋、来島海峡第三大橋)束ねたものですが、鋼線と鋼線の隙間に水分があると徐々に錆びてしまいます。また、その状態で錆びはじめると隙間が狭すぎて容易に補修を行うことができません。

そこで、除湿機で乾燥させた空気を送って、メインケーブル内部の水分を取り除き、湿度を下げることで錆の発生を防ぐのがケーブル送気乾燥システムです。

メインケーブル内部の温度や湿度は、代表的な個所で自動的に観測するようになっていますが、年に一度、来島海峡第1大橋から第3大橋の全82個所に設置されている点検用の窓から中のケーブルの様子を見たり、温度と湿度を直接計ることで、乾燥空気がメインケーブルの隅々まで届いているかを確認しています。

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どうですか?とても気持ちよさそうに見えるでしょう。

でも、この点検は最も水分を含みやすくなる真夏に、海上100m以上の場所で、幅が45㎝~65cmのケーブルの上を命綱をたよりに徒歩で行うもので、とても緊張するとともに、暑くてきつい作業です。

私たち本四高速グループの技術者は、橋を利用されるお客様へ安全・安心・快適を届けるために、また200年以上の長期にわたり利用される橋をめざして、これからも維持管理に努めていきます。

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