200年以上の利用を目指した万全な維持管理
本州四国連絡橋は、200年以上の長期にわたり利用していただけるよう適切な保全に努めています。
一例として、吊橋ケーブルの「送気乾燥システム」をご紹介します。
吊橋の主ケーブルは、吊橋を構成する部材の中で最も重要な部材です。損傷しても取り替えることが困難なため、「送気乾燥システム」と呼ばれる主ケーブル内部を乾燥させて主ケーブルを構成する鋼線の腐食の進行を止める技術を開発しました。
この「送気乾燥システム」は、当社の前身である本四公団が開発したもので、本州四国連絡橋の吊橋10橋すべてに導入しており、また、国内や海外の吊橋の主ケーブルにおいても腐食対策として広く採用されています。
その他の維持管理については、「瀬戸内企業ビジョン」の「万全な維持管理」をご覧ください。
●橋を大切に守るためには、高所作業も必要となります