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生口島 未来心の丘(耕三寺)

しまなみ海道の生口島にある耕三寺博物館・未来心の丘へ行ってきました。

耕三寺は、実業家の耕三寺耕三氏が母の菩提寺として建立したお寺で「母の寺」と呼ばれています。堂塔はいろいろな国宝建造物を手本として建てられ、内15棟は国登録有形文化財に登録されています。

また、四季折々の花も楽しめ昔から多くの観光客が訪れています。

耕三寺 正門

耕三寺 正門

耕三寺博物館が芸術活動の一環として取り組んでいる未来心の丘は、広さ5,000㎡にも及ぶ大理石の庭園です。

2000年に広島県世羅郡世羅町出身の環境彫刻家・杭谷一東氏が、設計・製作をされたもので、ここで使用されている大理石はイタリアから運ばれてきているそうです。

未来心の丘 入口

未来心の丘 入口

未来心の丘へは、階段又はエレベーターで上がることができます。

瀬戸内の海と空、そして大理石の白のコントラストが美しく調和していてとても清々しい気持ちになりました。

大理石のオブジェ

大理石のオブジェ

光明の塔

光明の塔

生口島は、レモンをはじめとした柑橘類の栽培がさかんです。

新鮮な柑橘類が手頃な価格で購入できるお土産屋や、地産地消にこだわったアイスの店などほかにも見どころがたくさんあります。

ドライブやサイクリングの途中に立ち寄られてはいかがでしょうか。

 

耕三寺博物館のページ
所在地 尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2 TEL.0845-27-0800
開館時間/9:00~17:00(最終入館16:30)

駐車場/無料駐車場有り

「とんど焼き~鈍川のわらイノシシ~」

以前、当ブログでも紹介しました(鈍川のわらイノシシ)、今治市玉川町鈍川にて昨年10月25日から展示されていた「わらイノシシ」。寒さ厳しい冬空のもと、「とんど焼き」が開催されました。

 

「とんど」の語源については、諸説あり、火が燃えるのを「尊(とうと)と尊(とうと)」とはやし立てた言葉が訛ったとか、どんどん燃える様子からからきていると言われていて、地域によって呼び名が違うそうです。

また、「とんど焼き」は、小正月にあたる1月15日(旧「成人の日」)に行われていたそうですが、成人の日が1月の第2月曜日に変わったため、15日前後の土日で行われるようになったそうです。

 

1月11日(月)の成人の日、わらイノシシの展示会場には、地元関係者を含めて100名以上の人が集まっていました。当日までには、鈍川地区都市農村・共生対流協議会やボランティアの方々により、わらイノシシが解体され、立派な囲いができていました。

 

長く燃えるよう竹で囲いを作ったり、中にわらを敷き詰めて。いるそうです

長く燃えるよう竹で囲いを作ったり、中にわらを敷き詰めているそうです。

 

個人の松飾りやお札も一緒に焼くことができます。

個人の松飾りやお札も一緒に焼くことができます。

 

さて、「とんど焼き」の始まりです。

神主さんによる神事が厳かに始まり、鈍川地区都市農村・共生対流協議会の方々と来賓の今治市長による御祈祷も行われました。

 

神主さんによる神事

神主さんによる神事

 

御祈祷(鈍川地区都市農村・共生対流協議会)

御祈祷(鈍川地区都市農村・共生対流協議会)

 

御祈祷(今治市長)

御祈祷(今治市長)

 

神事も無事終わり、いよいよ火入れです。

良く燃えるようにと、数人がかりで慎重に行われました。

 

火入れの様子(鈍川地区都市農村・共生対流協議会)

火入れの様子(鈍川地区都市農村・共生対流協議会)

 

火入れと同時に、白い煙があたり一面に広がり、勢いよく燃え上がりました。

時折、竹が割れる大きな音に、見ていた人たちから大きな歓声があがっていました。

 

火入れ直後の様子(辺り一面真っ白)

火入れ直後の様子(辺り一面真っ白)

 

勢いよく燃える様子

勢いよく燃える様子

 

会場では、イノシシ鍋、イノシシ肉やつきたてのお餅などがふるまわれたり、神主さんによるお餅つきが始まったりと、大変賑わっていました。

また、NPO法人「玉川サイコー」手作りのイノシシコロッケも販売されていました(1個150円)。しっかり味のついたジューシーな揚げたてコロッケを口の中でハフハフさせながら美味しくいただきました。

 

焼いたイノシシ肉

焼いたイノシシ肉

 

神主さんによるお餅つき

神主さんによるお餅つき

 

イノシシコロッケ(NPO法人「玉川サイコー」手作り)

イノシシコロッケ(NPO法人「玉川サイコー」手作り)

 

 

イノシシコロッケ(揚げたてジューシー)

イノシシコロッケ(揚げたてジューシー)

 

そうこうしているうちに、とんど焼きも終盤に。わらイノシシと一緒に松飾りやお守りが立派に燃え尽きました。

 

燃えきった様子

燃えきった様子

 

今回で2年目を迎える「とんど焼き」。

来年もできたら良いな…。会場に来た多くの方がきっとそう思ったことでしょう。来年も開催される際には、ご自宅の松飾りやお守りを持って、一年の無病息災を祈りましょう。

 

近くにあった木馬ならぬ木猪?

近くにあった木馬ならぬ木猪?