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因島北料金所で防犯訓練を実施しました

12月6日(木)しまなみ海道の因島北料金所において、広島県警察尾道警察署にご協力いただき、防犯訓練を実施しました。この訓練は犯罪が増えるといわれる年末年始を前に、料金所関係者の防犯意識の向上と、事件発生時の適切な対応を確認するためのものです。

 

訓練では犯人に扮した警察官2名がブースへ道を尋ねるふりをしてやってきます。職員が応対すると、突然、刃物を突きつけ、大声でお金を要求します。本当の犯人さながらの強い口調で、後方から見ていた私も圧倒される迫力でした。

お金を受け取った犯人はクルマで逃走しますが、職員はそれを追いかけてカラーボールを投げるとともに、逃走方向を確認します。

 

犯人役の警察官が刃物を突きつけ、大声で脅します

 

その後、料金所からの通報を受けた警察官が料金所へ到着し、事情聴取が始まります。事情聴取では犯人の人相、逃走した車(車種や色、ナンバープレート等)や被害金額などを聞き取ります。

 

事情聴取の様子

 

訓練後、警察の方より講評がありました。今回の訓練では、犯人の人相や逃走した車について、しっかり把握できていたとお褒めの言葉をいただきました。また、実際に被害に遭った際はまず、身の安全を守ることが第一で、可能な限り犯人についての情報を記憶して教えてほしいとのことでした。

 

講評の様子

 

また、カラーボールの使用訓練も行い、各自が練習用カラーボールを目標のラバーコーンめがけて投げていました。私も投げてみましたが、意外とコントロールが難しく、訓練の必要性を感じました。

併せて、空気が乾燥して火災が発生しやすい季節を迎えていることもあり、消火器の使用訓練も実施しました。

 

消火器使用訓練の様子

 

当社では、職員の防犯意識向上と事件や火災等の発生時に正しい対応を行えるよう、このような訓練を毎年、実施しています。

 

 

来島海峡大橋「夕日ストライク」現地撮影会

瀬戸内しまなみ海道の来島海峡大橋は、世界初の三連吊橋として建設され、全長は約4kmであり、実は世界最大の吊橋である明石海峡大橋とほぼ同じ長さです。三つの吊橋が一直線につながっているため、それぞれの橋の主塔も遠近感をもって重なる人工的な造形美を提供しています。

 

 

その来島海峡大橋では、1年に2回だけ冬至(2018年は12月22日)前後およそ1か月の日に、橋の主塔の真ん中に沈みかける夕日が収まる様子を見ることが出来ます。

 

 

一年間の太陽が沈む方向は、日々変化していますので、太陽が沈む方向と橋の方角が一致して写真撮影ができる日を確認できるのが、下のグラフになります。

 

 

晴れて雲がなければ、来島海峡第一大橋の大島側2P主塔から今治側までの5本の主塔の真ん中にすっぽりと夕日が収まり、何ともいえない幻想的な景色を見ることができます。

今回は、5月に瀬戸内しまなみ海道が開通20周年を迎えることを記念して、11月と1月にそれぞれ2日間、「夕日ストライク」を狙って撮影会を実施しました。

11月は、報道機関の皆様をご案内して実施しましたが、1日目(11/21)は曇天、2日目(11/22)は晴れていたもののいよいよその瞬間、という時に雲がかかり、「夕日ストライク」を見ることはできませんでした。

 

1月は、今治地方観光協会のご協力により、カメラ愛好家の方々をご案内して撮影会を実施しました。

1日目(1/20)は天気が悪い予報だったため、撮影会は中止となりましたが、夕方に天気は回復したものの、西の空に雲が多く、「夕日ストライク」を見ることはできませんでした。

ちなみに当日、当社の社員が撮影した画像はこちらです。

 

 

 

直前までは少し期待は持てたのですが・・・

 

 

その瞬間は、夕日の下部が僅かに見えるに留まりました。

 

2日目(1/21)は晴天で、朝から期待が持てる1日となりました。

そしてその期待を裏切ることなく、これまで実施してきた撮影会で1、2を争うほどの素晴らしい「夕日ストライク」を見ることができました。

その時の画像がこちらです。

 

 

来島海峡第一大橋大島側主塔(2P)塔頂での撮影準備風景。

 

 

その瞬間を狙います。

 

 

まもなくその瞬間が訪れようとしています。

 

 

そして、主塔の枠をはみ出んばかりの「夕日ストライク」が決まりました。

 

「夕日ストライク」は、主塔の枠を野球のストライクゾーンに見立てて、丸い夕日(ボール)が収まる景色をとって、当社で名付けました。「ダイヤモンド富士」や「だるま夕日」のようにこの呼称が定着してくれればうれしく思います。

 

今回の「夕日ストライク」は、平成28年1月に見えて以来、3年ぶりにきれいに見ることができました。気まぐれなお天気に気をもみながら、次回の「夕日ストライク」を期待したいと思います。

 

なお、本四高速HPのフォトギャラリーのコーナーに、この「夕日ストライク」の写真があります。

→ https://www.jb-honshi.co.jp/customer_index/gallery/photo.html

 

 

 

死亡事故ゼロを続けていきます

少し前の話になりますが、平成30年8月24日に愛媛県警察本部より感謝状をいただきました。

 

 

何の感謝状かというと、「しまなみ海道(愛媛県内)」で平成29年8月3日以降1年以上死亡事故が無かったことによるものです。

 

それから約半年、新年になった今でも「しまなみ海道」では死亡事故ゼロが続いています。

 

来年度は、「しまなみ海道」が全通して20周年の記念の年となり、記念のイベント等で多くのお客様にご利用いただく年になります。より「安全・安心・快適」にご利用いただけるよう、日々の維持管理はもとより、施設の改良や「交通安全キャンペーン(以前のブログでも紹介しています。「平成30年秋の交通安全キャンペーン(https://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/blog/?p=7938)」を通じての啓発活動など、積極的な取り組みで1日でも長く死亡事故ゼロを続けていきたいと思います。